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あってはならない暴挙だ2 [山口県光市母子殺害事件考]

「朝日新聞にも脅迫状と銃弾 母子殺害事件弁護士」(iza!)
あってはならない暴挙だ
聞くに堪えない3日間


今度は朝日新聞に「山口県光市母子殺害事件の弁護団を抹殺する」という脅迫状と銃弾が送られて来るという事件が起きた。
前記事でも書いたのだが、こういうことが起きると裁判の信憑性が問われ、あとあと被告側に有利となる可能性が出てくるので絶対にやめてもらいたい。

この脅迫事件の犯人はこういうことをすることで正義の鉄槌を下していると思っているのかも知れないが、結果この被告側と変わらぬ鬼畜の所業なのだ。
まして今回は実弾を送りつけるという暴挙だ。
これはあまりといえばあまり。

こういう「一見して被告側に不利な裁判」だとどうしても勝ち馬に乗ろうとする輩がでてきて勢いそれらに流されてしまいがちになる。
私もこの裁判では、被告は未成年とは言え2名の力弱き者を殺していると信じているし、それらのことから死刑は回避されるべきではないと思っていて、このブログで主張をしている。
だからといって、直接的な実行暴力を被告や弁護団に対して行うことなで全く考えていない。
それが、当たり前でなければならないし、冷静さを欠いた状況では正しいものも見えてこなくなる。

ぜひとも検察・被害者側も被告・弁護団側も裁判所も、そしてなによりも市民の側も法による公平公正な裁判になるように務めていってもらいたい。
そして、これ以上、無益な裁判が続く事がないような判決がでることを望む。


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コメント 4

こう

腹に据えかねる気持ちはよくわかります。
でも、裁判で決めるしかないのですから、脅しは意味が無いですね。
by こう (2007-07-11 12:44) 

南雲しのぶ

こうちゃん、コメントありがとう。
実は、同様の事件って数多くあるんだと思います。
この事件だけに憤慨するのではなく、同様に泣いている被害者関係者にも目を向けることも大切なのかも知れません。
人権派弁護団への怒りはわかりますが。
by 南雲しのぶ (2007-07-12 06:09) 

めめ

はじめまして。

南雲さんて純粋な心の持ち主の方なんだなぁと、いい人だなぁと思いました…ああ、心の綺麗な日本人ていいな…そう思う曇り空の昼下がり。

あの脅迫状、ネットユーザーの間ではもっぱら
「これなんて 自 作 自 演 ? 」
私もニュース聞いて、即座にそう思いました。

自分達に不利な状況になると、とりあえずサヨクマスコミ巻き込んで自演までしても自分達は「被害者」になって非難をかわし、物事を有利にしようとするのは、こういう組織団体の常套手段ですから…。
あのー、絶対犯人が捕まらない被害届も出さない謎のナントカ切り裂き事件とか、ゴホゴホゴホ…

積水ハウスの「ねずみ裁判」なんて最もたる例です。
ご存知なければココを⇒http://25oclock.blog.shinobi.jp/Entry/124/

「人権 差別 平和 平等」と声高に主張するヤツは「うさんくさい、怪しい、後にどんなバックついてんだ?」としかもう思えない自分はそうとう不信のカタマリになってると思います。さもしいし淋しいですが、悪意に騙されないために自衛するしかありません。

こんな毎日、どんどん心が淀んでいくので、真っ蒼な青空とか、綺麗なものを無性に見たくなります。
by めめ (2007-07-12 11:21) 

南雲しのぶ

めめさん、コメントありがとう。
私は別に純粋じゃないですよ(笑)。
ただ、人権について学んで行く中で思う疑問点を挙げているだけです。
特に運動団体の在り方については色々考えさせられます。
「人権」と言えば何でも通るという世の中は何か間違っているのでしょうね。
by 南雲しのぶ (2007-07-12 18:46) 

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