派遣自衛官のみなさん、お疲れ様でした [国際問題]
「海自補給艦「早い帰還、残念」 複雑な表情の隊員も」(iza!)
海上自衛隊の海外派遣活動である「テロ対策特別措置法」でインド洋に派遣されていた護衛艦きりさめと補給艦ときわが相次いで帰国した。
国会でいろいろと大もめになっているが、現実に自衛隊員が活動していることについての敬意が全く感じられない。
テロ対策に効果があったかなかったかは別として、少なくとも国の命令で海外に派遣され活動をしている彼らに対してもっと感謝すべきではないだろうか。
国会議員に聞きたいのは、彼らは第何次派遣隊でいつからインド洋にいるかわかっているのか、と言う事だ。
もちろん、第何次かを知っている知っていないを問いたいのではない。
どのような活動をしどれだけの困難に立ち向かって来たかわかって国会で議論しているのか、ということだ。
ほとんどの国民が海上自衛隊が何をしているのかなど知らない。
感情だけで「派遣反対」「派遣続行」を語るだけで自衛隊が派遣されて当然かのごとくだ。
民主党など「民間主体の支援活動」などと抜かすが自衛隊員を民間の立場で送り込むだけなのではないかと危惧せざるを得ない。
ただダラダラと議論をするばかりで、ことの本質をもっと考えるべきだ。
このブログには、防衛省・自衛隊の方が数多くお見えいただいている。
ぜひ、ひとこと苦言を呈したいのは「宣伝下手」だ。
いた「下手すぎる」のだ。
HPを見ても、これではミリタリーオタクしか見ないだろみたいな編成である。
オタク自衛官を増やしたいなら仕方がないが、もう少し詳しく海上派遣などを紹介すべきだろう。
現地で何をしていたのか、どれだけの効果があがったのか、などをもっと明示し理解を求めるべきだ。
宣伝戦略をもう一度見直して欲しいと願う。
さて、随分右往左往してしまったが、本題に戻ろう。
派遣されていた自衛官の皆さん、本当にお疲れさまでした。
「次は国会議員のお前らがインド洋で活動しろよ」と言いたいでしょうが堪えてください。
国際貢献=自衛隊派遣では無いはずだ。
関連資料
防衛省・自衛隊
こんにちは♪同感しましたよ「HPを見ても、これではミリタリーオタクしか見ないだろみたいな編成である。」
そうなんです!
by ダダ (2007-12-04 14:03)
ダダさん、コメントありがとう。
一時期、そう言った方々のために専門的情報を全面に押し出したことがありましたが、さすがにやり過ぎをしてきされたみたいで随分オトナシくはなったのですがね。
ここにも防衛省・自衛隊の方が見に来ていただいているのですが、ぜひコメントいただきたいなぁと思ったりします。
by 南雲しのぶ (2007-12-04 18:51)