速報として [山口県光市母子殺害事件考]
「【光市母子殺害】「新供述は不合理」と一蹴 主文後回し、厳刑へ」(iza!)
山口県光市母子殺害事件の広島高等裁判所による差し戻し審の判決が行なわれています。
主文が後回しにされているようですので、死刑である可能性が強いということになります。
これまで述べられた判決理由の部分では、被告弁護団が差し戻し審で主張したものは、ことごとく否定されているようです。
情状など「心」の部分でだれだけのことが認められるのかわかりませんが、いずれにしても重い判決になることには変わり有りません。
このことについて、社会全体で今後同様な犯罪を起こさぬために何ができるのかを考えて行くことが大切なのかも知れません。
ただ、この事件はこれで終わりにはならないでしょう。
被告側が最高裁判所へ上告するであろうことは容易に想像できまた1年近い年月が過ぎ去ります。
そして、最高裁判所が再度差し戻さず自ら判決を下したとしても再審請求等の手段があります。
ここまで行くと関係者が忘れ去るまで確定しないのかも知れません。
それが司法制度なのですから。
前記事(実際にはこの間にもう1記事ありますので繋がりからの前記事となります)
あれから9年の歳月が
[追記]被告弁護団は即時上告をしたとのことですので、まだ終わらないことだけは確定しました。
死刑が言い渡されましたね・・・。
死刑を望むつもりはさらさら無かったあたしですが、あの「ドラえもん」の話などを報道で知り・・・被害者を小ばかにしてるという思いがして 被害者の望む刑を!と思わずにいれませんでした。
それでも・・・癒えるとは思わないけれど・・・。
by mako (2008-04-22 12:21)
makoさん、コメントありがとう。
出ましたね。
まだ判決文がどのメディアにも判例検索でも出て来ていませんので何とも言えませんが、厳しいことは厳しいのでしょう。
今、本村洋さんの記者会見を観ながら書いていますが、彼も非常に辛い思いで居る事でしょう。
もし仮にこれで確定することがあれば、燃え尽きてしまうのではないかと心配です。
彼の記者会見での言葉は重いものです。
by 南雲しのぶ (2008-04-22 12:36)