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飲酒運転は許されない [飲酒運転撲滅]

「危険運転で再び真っ向対立、福岡の3児死亡事故、控訴審開始」事件です‐裁判ニュース:イザ!

福岡で起きた飲酒運転死亡ひき逃げ事件の控訴審が始まった。
検察、弁護側双方が、それぞれ刑量不当で訴えている。


もちろん、裁判という場面では真偽は別として言いたい事を言い尽くす事が大切だ。
荒唐無稽であってもつじつまがあってなくとも主張することに何ら支障はない。
好きなだけ言い合えば良い。

危険運転致死傷を適用するのは非常に難しそうだが、決して無理ではないと私は思う。
一つ一つの事象を繋ぎ合わせて行く事で、被告が如何に無謀な運転であったか、そしてその証言が信憑性に欠けるものかを立証するべきだ。

ただ、被告側の言っている「被害者側が居眠り運転をしていた」という主張についてはいくら何を言っても良い場所であっても納得できるものではない。
仮に居眠り運転が真実であったとしても事故との因果関係はない。
後続車がキチンと避けていさえすれば良い。
飲酒していたから避けられなかっただけではないか。

実は一番気になっているのは、この参照記事でもわかるように反応が非常に鈍い。
もう忘れられてしまった事件ということなのだろうか。
事実、福岡では未だに飲酒運転や飲酒運転事故が一向に無くならない。

社会は、もっと厳しい法律を必要としているのであろう。
ぜひ、国会では考えてもらいたいものだ。

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コメント 4

こう

飲酒運転に対する印象を大きく左右する事件だと思います。
だんだん飲酒運転が大したことでは無くなってきているような・・・

by こう (2008-09-04 12:33) 

テレマーカー

飲酒運転に対しての基準が甘すぎます。
「飲酒運転(意思下において飲酒が立証された飲酒・量に限らず)=危険運転罪(もちろんその中でのアルコール摂取量による段階摘要は必要でしょう)」とでも言うのが作られれば、飲酒運転での事故は=で危険運転致死罪が摘要されやすくはなるでしょうね・・・。
今のままでは、言葉の上で「飲酒」と「危険運転」が結びついていませんし、例えどんなに酩酊するほど飲んでも「危険運転致死罪」にはならない、高い隔たりがありますからね・・・。
by テレマーカー (2008-09-04 21:57) 

南雲しのぶ

こうちゃん、コメントありがとう。
本当に衝撃的でしたね。
でも、今になってしまうとほとんど忘れられていると言うのが実状です。
もっと裁判を迅速化して忘れる前に確定できるように努めて行かないと「反省の無い社会」が続く事になってしまいます。
by 南雲しのぶ (2008-09-04 22:06) 

南雲しのぶ

テレマーカーさん、コメントありがとう。
私もそう思います。
私は、酒飲みですが、車以外での移動手段を持たないので絶対に飲酒した上での運転はしません。
醒め切らないと行けないのでアルコールチェッカーまで持っています。
飲酒運転の判断で難しいのは、ではどこからなら良くてどこからがマズいのかが人によって異なってしまうということです。
一晩眠っても醒めない人も居るくらいで、それを処罰するのか否かは誰しも迷うところでしょう。
大きな事故の場合は、アルコール残量だけでなく、判断能力のチェック等副次的な検査も行なっていく必要があるのかも知れません。

いずれにしてもこの事件で危険運転致死傷が適用されないのは市井の民としては理解に苦しみます。

by 南雲しのぶ (2008-09-04 22:16) 

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