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出勤しなくて給与が出るなんて [地元・春日部]

livedoor ニュース - 清掃職員が年収1100万円の「高給」 「給与体系に問題あり」と奈良市見直しへ

誤った「人権意識」も極まれりだ。

年功序列の公務員だから年長者が高給になるのは致し方ない。
しかし、「365日祝祭日も働いていた」と言うのはおかしいだろう。
超過勤務手当が234万ということは月にすると約20万だ。
1時間あたり単価が4千円としても50時間。
労働衛生上、問題になるのでは?
ただ、市側は他人事のように言っているが、超過勤務は上司の命令の下で行なうもので勝手に勤務した分までつける必要は無い。
というよりも、こういう説明のつかない勤務を防止するためと責任を明確化するために命令でするものなのだ。
日本ではそれが曖昧と言うか良い加減になり、部下が勝手に残業してしまう。
これは労働者側が労働環境の悪化を招いていることと同じだ。

下段にある病休職員について言えば、どこの自治体にも居る。
病休とって部落解放同盟の仕事をして自分の妻の会社に公共事業を回していたという極端な例では免職になってしまうが、1自治体当たり凡そ100人に1人の割合、即ち1%になるのだそうだ。

奈良の事件があって以降、気になって近隣を調べてみたが、どこも少なからざる人数が居るようだ。
もちろん、情報公開請求をして得た資料ではないので正式なものではなくあくまで噂の段階で申し訳無いが。

我が地元春日部市では常時20名程度が病休をとっているという噂を聴いたことがある。
このうち、10年近い猛者も居るようである。
休暇と休職を繰り返すという手段も奈良そっくりだ。
さすがに奈良のように所属団体の利益のために市役所へ圧力をかけるとか他で仕事している、旅行三昧なんてことは無いのだろうが。

なぜに市役所は何もしないのだろうか?
聞けばどうせ「決まり通りにやっている」との答えが返って来よう。
人権推進団体からも「病気なのだから」という声もあがってこよう。

しかし、春日部市の職員は高卒初年度でも200万円以上の年収になる。
病気で休み始めるような世代であれば400万円くらいなのかも知れない。
それが10年だと4000万円だ。
これだけの金額なら色々なことに使えたろうに。

奈良では別の職員のケースで1年の内、2ヶ月くらいは出て来ていた(病休ではなかった)というような事例があったような気がする。
2ヶ月と言う事は60日。
しかし、週休2日だと実働44日。
年次休暇が20日と夏休みで7日。
差し引くと17日しか出て来ないこととなり8週間なら週2日しか出て来ないことになる。
すなわち「2ヶ月は出て来ていました」と言うのは「2ヶ月は休まず働いていました」ということとは違う。
これで何か仕事らしい仕事ができるのか?

もちろん、病気はなりたくてなるものではない。
辛く不安なことであることも十分に理解できる。
しかし、10年と言うのは如何なものなのか?
いや、5年を越えてという時点で何か対応を考えるべきではないのか。

少なくとも彼らは公務員であり税金で生活をしているのだ。
ある程度の期間で復帰できないのであれば潔さも持たねばならないだろう。

春日部市長や春日部市議会議員におかれては、復帰できない職員をどのようにしていくのかを真剣に考えるべきだろう。
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toyo

どこの役所でも似たりよったりみたいですね。
給料なんてどっかから「自然に湧いてくる」程度の意識なんでしょう。
私も公務員になりゃあ良かったなあ~なんて・・・思いません。
悔しいけど。
by toyo (2008-09-23 23:04) 

南雲しのぶ

toyoさん、コメントありがとう。
toyoさんもご自身の役所に聞いてみると良いですよ。
きっと何人も居ますから。

もちろん病気休暇というのは働く者にとっては大切な権利ですので、それ自体を否定する気はありません。
ただ、法律に基づくものではなく、あくまで労使間の相互理解によって成り立っているものなのです。
働く者の側がその権利を奪われるようなことをしてはいけないのだと思っています。
by 南雲しのぶ (2008-09-24 08:11) 

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