あの野田正彰教授がテレビ局を提訴 [山口県光市母子殺害事件考]
「精神鑑定医が名誉毀損で日テレを提訴 光市母子殺害」:イザ!関西学院大学教授の野田正彰氏が、山口県光市母子殺害事件(以下「光事件」)で行なった精神鑑定に日本テレビが難癖をつけたと思い切って提訴してしまった。
それも1,100万円の損害賠償と謝罪を求めているそうだ。
自分の名誉に1,100万もの価値が有ると言うことなのだろう。
思い込みも甚だしいが、その筋の人々からは神様のような人なので確かに価値はあるのかも知れない。
しかし、どうだろうか。
野田氏は、光事件で有名な安田弁護士と相当に親しくしており、嘘か誠か分らないが、その縁で光事件の精神鑑定も行なったと言われている。
弁護士と親しくしている、ということで鑑定人が選ばれると真実性が損なわれるように思えてならない。
真剣に嘘偽り無く鑑定したとしても結局は「縁故で選出された」と言う事は消えない。
実際、被告側に有利な鑑定をしているわけだ。
もちろん、教授からすれば公平公正な鑑定であるというのであろうが。
結局のところ、何が公平公正であるかなど受け取る側によってかわってくると言う事だ。
それにしても、ここに来て光事件がまた脚光を浴びるようになって来た。
福田君の実名を明かした書籍が販売され驚くべきほどに売れて行く。
そして今回の訴訟だ。
本来の裁判はそっちのけになってしまっている感がなきにしもあらずだ。
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