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努力した者が得をする世の中に [少子化・高齢化・格差]

「所得税の最高税率引き上げ検討 菅財務相が表明」:イザ!
民主党首班政権が所得税の最高税率を引き上げることにしたらしい。

とにかく増税することだけがこの政権の至上命題になってきたようだ。
「現在の所得税では(所得の)再配分機能が低下している」
良く所得税を語る時に言われる言葉だ。
所得税については、所得が高い人と低い人では1円の重さが違うから累進課税で構わないという論拠に基づいて所得によって税率が異なる。
現在は195万円以下の5%から1800万円以上の40%まで5段階の税率がある。
一番多い所得の層といわれる部分330万円以上695万未満は20%。

これ、最高税率を見直してもという言葉を使っているが、実際には各階層における税率も変更するし、それどころか階層自体を見直す可能性すらある。
例えば先述した330万以上695万円未満の層を330万円以上450万未満を20%維持。450万円以上695万円未満を25%に変えるなどして見た目の増税感を和らげておきながら実際の税収を稼ぐというやり方もある。

所得税というのはその人が稼いだ金だ。
努力の賜物とも言えるものでそれを霞めとるような事が良いのかどうか。
低所得者への再配分と言うが、今の日本は低所得者が再配分されることを当然と思っていやしないだろうか、低所得者へのメリットが大き過ぎやしないだろうか。
自分がいつ低所得者なるかも知れないという恐怖心を植え付けているが、こんな状況こそが低所得者を生み出す一因にもなっていると思わないだろうか。
低所得者になりたく無いと思えるような社会にしなければ決して好転することはないだろう。

とにかく増税ばかりを考える政党に政権を任せておいて後悔してしまうことは無いのだろうか。
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