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春日部市議会議員選挙開票結果に思う [地元・春日部]

春日部市議会議員一般選挙 投票・開票速報

昨18日、春日部市議会議員選挙が行なわれ結果が出た。

前回よりも4人減って32人の定数となったわけだが立候補者は36人。
落選するのはわずか4人だった。

実際、全ての掲示板にポスターを貼れないような泡沫系候補も数人居たので争っていた議席は1、2程度だったとも言える。
ただ、当落差が100票以上もあったので実質的には公示日にはすでに当落が決まっていたと言えるもかも知れない。

さて、今回の結果で見えて来るのは、反市長・非市長勢力が増えたことになり依然混迷を極める市政が続くことになる。
もちろん、まだ会派構成が決まったわけではないのでなんとも言えないが、春日部市はわかりやすいことに誰の系譜であるかがハッキリとしているので極端な移動は無いだろう。
首長にカリスマも無い少数与党というのは本当に危うい限り。

民主党は公認が1人だけ。
もちろん、民主系と言われる人は居る訳だが、それにしても地方では相変わらずの体たらくであることを示している。
風、だけで票がとれるほど甘くは無いということなのだろう。

公明、共産が各6人ずつ。
票割りが済んでいたので安定した得票で誰一人の落選も無かった。
それにしても政党系がこれほどの割合を占めると言うのも春日部らしいと言えるのかもしれない。

社民党は1人。
これも基礎票がシッカリしているので当然の如く当選している。
確かに人柄の評価も高いので社民党公認でなくとも受かるのだろうが。
当たり前だが、1人では何もできないので周辺に影響を与えられるだけの力が必要だろう。

それよりも、市長選で落選した候補が当選した。
私は春日部市の政治家に矜持があるのか疑念を抱いている。
自己都合で市議の任期途中に辞職しておいて、半年後にまた立候補して来る。
もちろん、立候補してはいけないわけではないので法的に何ら問題はない。
しかし、このようなことをするのが、これで2度目なのだ。
市長選で落選しても市議選で救われると言う事を見込むというやり方が政治家としての生きる道なのだろうか。
これでは市議選で受かるだけの基礎票さえあれば何度でも救われるということだ。
これは市民の側も少し考えねばならないのではなかろうか。

周辺自治体との格差が開く中、政治の世界が全く旧態然ではますます差がついてしまう。
昔の権勢を未だに捨て切れず、埋没している事に気づけない。
野原シンノスケ以外に全国的に知られているコンテンツがあるだろうか。
今回、新人議員が10人も入ったので党派を超えて、せめて周辺自治体に並ぶまで市の勢いを取り戻してもらいたいと願う。

4年後にどのようなことが書けるか楽しみにして議員各位の活躍に期待したい。
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