【民主党】燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らんや [政治・行政・地方自治]
「小沢氏が「素人の人が…」と検察審査会に疑問」:イザ!民主党代表選の中で小沢一郎大先生が検察審査会のあり方に対して「一般の素人の人が、それをいいとか悪いとかいう今の仕組みが果たしていいのかどうかという議論は出てくる」と語ったのだそうだ。
国民のことを一般の素人と言っているわけで、専門的な世界に関しては国民は何も語るなと言っているも同じなわけだ。
徐々にではあるがアドルフを輩出した欧州の国のような状況になってきている。
古代中国で「燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らんや」と語った反乱農民が居る。
燕や雀のような小さな鳥が鴻や鵠のような大きな鳥の志をしることはない、と言う意味だ。
この言葉は良い言葉として取り上げられることがほとんどだが、実際には小さな鳥には大きな鳥の心を知る事は無いとしているわけで、素人は口を出すなと言っているに他ならない。
今回は司法の世界、特に起訴する権限を唯一持っている検察、について言っている訳だが、この裏には自分の居る政治の世界も特別な世界とでも言いたいのだろう。
小沢氏が代表となり首相になれば国会改革についても
「一般の素人の人が、それをいいとか悪いとかいう今の仕組みが果たしていいのかどうかという議論は出てくる」
と言い出しかねない。
反乱農民がその後どうなったかは歴史の事実として残されている。
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