【ソニー情報流出事件】８４０億円の集団賠償って

２１歳のカナダ人女性がプレイステーションネットワークで起きている情報流出事件に対して損害賠償の請求を起こしたのだそうだ。
日本人には思いも及ばないことなわけだが理由が凄い。

「情報流出への補償が一定期間の無料使用にとどまることに不満」
だからカナダ人を代表して１０億カナダドルをよこせと言うことらしい。

訴訟社会というのは本当に良くわからない。
裁判で何でも決したいというのは本当に良いことなのだろうか。
例えば、この前段階として仲裁委員会のようなものを設けて本訴となる前に何とかできないものなのか。

まぁ、それは司法制度なのでまたの機会にしたい。
今回、思うのは、ソニーも被害者なのだと思うのだ。
今、ソニーの置かれている立場は空き巣に入られた被害者が、被害者に貸していたモノを盗まれたかも知れない友人に
「何やってんだよ。ワンドアツーロックが当り前だろ。何で警備保障会社に入ってなかったんだよ」
とつるし上げあれ
「被害はあるか無いかわからないけど損害は賠償してもらうよ」
と糾弾されているようなものだ。

本当に悪いのは誰？
このことをまず考えるべきではないのか。
これでソニーが買い戻しに応じて裏で勝手に手打ちすれば次から次へと同じような事が起きる。
約７７００万人もユーザーが居るのだから犯人の情報も得られ可能性もまた高い。
ネット犯罪を撲滅するためにも一人一人が落ち着いて犯罪者を追いつめることから始めるべきべきではなかろうか。
金もらって解決する問題でも無いのだから。

コメント 2

民度の低さを感じますね。殆どのカナダ人も「馬鹿なやつ」と思っていると信じますが・・。
by silva (2011-05-06 04:08) 

silvaさん、コメントありがとう。
まぁ、どこの国でもこういう人は居るのでしょう。
日本だって裁判費用が費用対効果で効果が高ければ提訴する人たちが続出するでしょう。
何の被害にも遭っていなくとも訴えるというのはどうかと思いますよ。

それ以上にハッカー側のやり方には怒りすら覚えます。
by 南雲しのぶ (2011-05-09 06:41)