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【東日本大震災】【原発事故】なぜに処分? [人権・差別・逆差別]

茨城県土浦市の職員が東日本大震災直後に休暇を取ったとして処分を受けた。

前段に紹介された17日朝に電話で休暇をとった主幹は別として、残りの2人はもともと震災前から休暇を取得していたわけで、まして永年勤続休暇なので次年度に繰り越せないために休んだわけで注意されるだけのことなのだろうか。

もし、非常事態に職員は集合して当然と言うのであれば次年度に繰り越してやれば良かっただけではないか。
非常時なのだからそのくらいの対応をしてやった上で、それでも無理に休んだと言うのであれば処分されても仕方なかったろう。

市長は
「市の災害対策本部が震災対応している非常時に、市民の不信と信用失墜を招きかねない」
と言っているようだが、市長の対応の方が異常で信用失墜を感じてしまう。

なぜ次年度に繰り越させなかったの?
ケチ市長。
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コメント 2

silva

所定の休暇をきちんと与えられなかった上司には管理責任を問うても良いわけですよね。何でも「声の大きい市民」の言うとおりにしていたら現場の士気は下がります。何でも決まっている通りにするだけなら管理者としての長(この場合最終的には市長)は要りませんよね。特例として次年度繰越okで出勤させる、に一票。器の小さい市長だと市民は自覚するべし、ですね。(他人の振り見て我が振り直せ、と私自身に言い聞かせています。)
by silva (2011-05-11 22:43) 

南雲しのぶ

silvaさん、コメントありがとう。
上司には時季変更権がありますが濫用はすべきものではないでしょう。
今回の場合、未曾有の大震災であったことを考えれば取消ても良さそうに思いますが、実際には付与後の取消は基本的に認められません。
市長が「出てこいと言ったのに出て来なかった」から懲罰というのであれば懲戒権の濫用にもなるのではないでしょうか。

これとは別になりますが、今回の大震災では、公務員がどこまでやれば良いのかということが色々考えさせられることが多く悩ましいものです。
津波に飲み込まれるまで緊急放送をすべきだったのか、避難誘導をしなければならなかったのか。
どうなんでしょうね。
by 南雲しのぶ (2011-05-15 21:23) 

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