米ニューヨーク州が同性婚を合法化

アメリカのニューヨーク州でいよいよ同性婚を合法化する。

僅差での議決なので相当の悩みがある法律となることだろう。
私は、同性婚を否定する気持ちはない。
ただ、気になるのは「結婚とはなんだろう」ということなのだ。

昔は、家と家のつながりに重きが置かれ、子どもを産み育てる前提ともなっていた。
ところが今は違う。
個と個のつながり、子よりも精神的なつながりに重きが置かれている。

では、結婚という形にこだわる必要がどれだけあるのだろうか。
精神的につながっていたいと言うのであれば友人関係というだけでも良さそうだ。

私は、子という次の世代を責任もって育てるために結婚があると思っているので違和感を禁じ得ない。
養子を育てるという考えもあるだろうが、養子というのはこれまた精神的なつながりである。
精神的なつながりを法的に守る意味がどれだけあるのだろう。
また、養子は実親との関係を断ち切る必要があり本来の姿とも思えない。

自由、ということを満喫するために法律を使うということの必要性が今イチ分かりにくい。