【超高齢社会】金も時間も持て余し

超高齢社会である日本国。
もうどうしようもない状況になっていることを理解できずに高齢者にジャブジャブと金をつぎ込んでいる。
確かに票にはなるが高齢者＝金が無いなんて言う幻想を早く捨て去るべきだ。

日本の資産は高齢者に偏っている。
遺産相続の額が１千万円を超えるのもザラになってきていると言われている。
もちろんこれには相続すべき子どもが減り分割先が少なくなったことによって一人当たりが増えたということも原因だ。

しかし、もともと資産が無ければこんなに多い額にはならない。
高度経済成長期に稼ぐだけ稼ぎバブル期に利殖し倍増させ、福祉施策によって金を使わなくて済む生活を続けている。
これでどうして金が社会に流れようか。

金は社会で回って初めて価値を生み出す。
死蔵していたのでは腐って行ってしまうだけだ。
だいたい、振り込め詐欺で高齢者達がだまし取られる額を聞いていて恐ろしさを感じないか。
１千万を超える額が当たり前のように奪われている。
振り込め詐欺だけではない、投資詐欺にしても合計１０億２０億だなどと聞く事もある。
これだけ容易く騙され失われるのであればドンドンと使ってもらった方が良いではないか。

高齢者に金を使わせることが悪い事と言う人は、高齢者の将来が不安でいっぱいだと言っているのと同じだ。
そういう社会を改めるためにぜひとも使ってもらおうではないか。