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【障害者問題】まひ患者、思い通り義手操作 [人権・差別・逆差別]

人が手や腕を動かそうとイメージするときの脳波を、脳の表面に置いた電極で読み取り、義手のロボットを思う通りに動かすことに、大阪大学の吉峰俊樹教授(脳神経外科)らのチームが成功した。実際に事故などで運動まひが残る患者らを対象にした実験だ。今後は、患者の対象を広げ、実用化に向けて取り組むという。

障碍者のためのサポート機器は本当に進歩発展して来ている。
脳波を読み取りそれをイメージ通りに義手に伝える。
聞けば簡単に聞こえるが相当複雑なことなはずだ。
まだまだ実験段階に有るとは言え実用化は確実になっているに違いない。

先日、トヨタが片足が麻痺した人へのサポート機器や寝たきりの人を車いすやトイレへ誘う介護機器を発表していた。
これまた実験段階ではあるがプロトタイプとして出て来ているので5年内には実用化されていくことだろう。

では、障碍者の側はどうなのだろうか。
これだけ社会進出、社会参画ができるよう制度や設備が整えられてきているが実際外に出ているだろうか。
ここで言う外とは戸外ということだけでなく社会全体を述べているわけだが、とても追いついていないように思えるのだ。

いろいろな所に障碍者用駐車場が整備されている。
ところが使っているのは似非障碍者ばかりである。
観ていればわかるが、そこに止めておきながらスタスタと歩いて重い荷物を平然と運んでくる。
どこが障碍者なのか、と言いたくなることばかりだ。

もともと障碍者駐車場というのは車いすを使う人が乗り降りしやすくするように幅広にして欲しいという願いから始まった。
それが何故か店の前でなければならないと言う風潮が強くなり、たいていの場合、入り口前の一等地に用意されている。
ここまでしているのに使わない、だから似非障碍者が平然として使う、そこに障碍者がやってくるがいっぱいで止められない、足りないからもっと整備しろ、と悪循環になっていく。
私は思うのだ。障碍者用駐車スペースは必要だ。
しかし、入り口前に作る必要は無い。
障碍者はそれを受け入れるべきなのだ。

障碍者の側が社会において「最優先」を求めている限り障碍を持っていない人たちとの融合はできないだろう。
障碍を持っていない者が「助ける事は当然」だが、障碍者が「助けられる事が当然」と思ってはならない。
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