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【朝日新聞】読者投稿「隗より始めよ、国会議員」に応える [時事・日常生活]

2月22日付けの朝日新聞読者投稿欄声に「隗より始めよ、国会議員」という投稿がされていた。

「隗(かい)より始めよ」。国会議員や官僚は、この言葉を知らないのでしょうか。消費税を取ろうとするだけでなく、震災復興支援と称して庶民の財布に手を突っ込み、いわば落とし物の財布である休眠口座のカネまでむしり取ろうとたくらむ始末です。  その前に、議員歳費や政党助成金、民間よりもはるかに高い公務員の給与と諸手当を廃止削減し、捻出することに考え及ばないとは、あまりに情けない。  震災直後、国民は義援金を寄付し、停電にも耐えました。諸外国からも義援金が寄せられ、貧しい国の方々からも頂いています。  一方、国会議員や官僚は自らの身をほとんど削ることはありません。今のところ、休眠預金は第三者機関がつくる基金などに繰り入れる案が有力とのことですが、管理監督するためとか理由をつけて、官僚たちが天下りポストを確保しようとたくらんでいるのかと疑いたくもなります。



これ有名な故事成語なわけだが、典型的な誤用と言える使い方だ。
古代中国の燕王が平凡な家臣である郭隗に宮殿を与え師と仰いだことを知り、もっと優秀な学者や名将がぞくぞくと燕に来て国が栄えたということなのだ。
要するに身近な家臣であっても歓待すれば、平凡な者をも歓待する国なのだから自分のような才能のあるもをならもっと歓待してくれよう、と人が集まる。
人が集まればドンドンと優秀な者が発掘できる。
そして国は栄えるのだ。

投稿者の言いたいことを斟酌すれば「率先垂範」だろう。
であれば帝国海軍の山本五十六元帥の
「やってみせ、言ってきかせて、させてみて、 誉めてやらねば人は動かじ。」
の方が合っていよう。
まぁ、もっと良いものもあろうが「まず隗より始めよ」よりはマシだろう。

ただ、賃金をカットするというのが平然と語られるようでは先が思いやられる。
官と民で足の引っ張り合いをしていて、結局利するのは政治家ばかり。
まともな政治家を選べもし無い国民が一番の問題なのに。
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