【環境問題】都内で脱原発求めるデモ行進

「こどもの日」の5日、都内で脱原発を求める集会とデモ行進が行われた。
一方、北海道電力は同日、定期点検のため、国内で唯一稼動している泊原発3号機の出力低下作業を開始した。これにより、国内では全ての原発が停止し、原発による発電量はゼロとなる。

いよいよ、ということになるが別に何ら変化が有る訳ではない。
原発が停止しても火力で補うんだから気にする事は無い。

脱原発。
理想としては素晴らしい。
しかしあまりに現実的ではない。
今、こうやってデモに参加している人とて【脱原発】という一点では結びついているが各論ではどうだろうか。
「いつまでに」「どうやって」「費用」「補う電力」
細かな話になったら分裂する。
反対派にありがちなことだ。

ましてや彼らが言っているのは【脱原発】でしかなく【減エネルギー】ではない。
この問題の根本はどうやってエネルギー消費を減らすかなのだ。
節電はしました、でも石油やガスを使っています、では本末転倒だが今それが起きている。

このデモ参加者に本気で減エネルギーに取り組んでいる人がいるだろうか。
見かけ倒しのデモでは脱原発などできるわけがない。
震災から１年が経ちガマンなどすることのできる人も少なくなっている。
脱原発運動をすることで多く人が迷惑を被ることをデモ参加者は知るべきだ。
彼らがすべきはエネルギーを使わないこと。