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【庭山由紀騒動】市議会議員の特権意識3 [人権・差別・逆差別]

感謝と決意(3): 由紀日記
桐生市議会議員庭山由紀氏の一連の騒動が一つ目のクライマックスを迎えた。

懲罰動議について可決され除名となったのだ。
これについては妥当なことだと私は思っている。

当初問題視された献血の発言については氏の主張にも一定の理解を示せるものはある。
被ばくした可能性のある血液をどのように分別しているのかについて日本赤十字社では明確に示していない。
輸血された側に問題が起きないのかキチンと説明すべきだったであろう。

しかし、献血発言以外の理由の部分は非常に許容しがたいものばかりであった。

バカ、くず、犯罪者、毒物。
これはいただけない。
まず、これらは名誉毀損罪もしくは侮辱罪の構成要件に当てはまる可能性は否定できない。
仮に当てはまらなかったとしても市議という立場であれば常識を逸脱している。

反対に懲罰を求めた側にも問題がある。
除名の構成要件は議会内での発言となっているので今回は本来当てはまらず無理やりこじつけていると言わざるを得ず不当性が高い。

ただ、この不毛な争い誰か止める人はいなかったのだろうか。
少なくとも氏の取り巻きは氏に諌言し反省を促すべきであった。
それを議会側の不当性だけを訴えることに終始してしまい氏の振る舞いについて触れる事をしなかった。
取り巻きの質が悪いと裸の王様になってしまい氏は身を滅ぼすことになった。

いや、何人かの人が必死に諫言していたのだが、氏はそれを排除し聞く耳を持たず、それどころかブロックをかけたのだ。
私は、この時点で氏は単に自分の意見さえ通れば良いというとても民主主義とはほど遠い政治を目指していたことを理解した。

今回の問題は、あまりにつまらないことに力を使いすぎているのだ。
こんなことに時間をとられるのであれば復興や除染作業に力をいれるべきだったろう。
一歩引いて考えれば氏はこのような騒動を起こす事で復興を妨害する役割だったのかもしれない。

今回、【感謝と決意】なるブログ記事を読むとキチンと説明できているではないか。
本心は別にして丁寧な言葉を使い理解を求めているように感じられる。
しかし、ことここに至るまで一切このようなことを語ってこなかった。
汚い言葉を使っては誰も理解せず広まらないのだ。

そう言えば、汚い言葉を使えば氏の主張が理解され広く浸透していくのだろうか。
この回答をいただけないままだ。

いずれにしても今回の処分は第一幕が上がったに過ぎず、今後、氏は県知事に対して処分取消の審決を求めるであろう。
それでも取り消されねば裁判に訴えるであろうのでまだまだ続く事になる。
これほどに不毛な争いを桐生市民は見させられることになる。
迷惑を被るのは桐生市民の人たちなわけだが、そんな迷惑よりも自らの保身に走るのかは氏の考え方次第だろう。
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