昨年末から「新型コロナウイルス肺炎」が猛威を奮っている。
正直、対策として一番大切な時期であった極初期（武漢で初報が入った１２月頭）での初動があまりに悪かった。ただ今さらそれを言っても仕方がない。
国内で起きている状況を考えると、前々から唱えさせていただいていたことなのだが「日本人はあまりに感染症に疎い」ということだ。
ワクチン接種できる環境にあるにも関わらず意図的に接種しないケースが多い。これはインフルエンザで顕著だが、風疹などあれだけ政府広報やら各自治体において補助などを出しても接種率が低いことからも分かる。
そして「マスク好き」にも呆れさせられる。
マスクをしていさえすれば予防できると平気でいう人がいる。そしてイオングループ内で就業中のマスク禁止では権利を主張して大騒動になった。
まず、人間は感染症を撲滅させることはできない。
「天然痘」は撲滅したであろう、という方もあるだろう。
しかし、あれは「（社会レベルで）封じめられた」だけで「天然痘ウイルスが消滅したわけではない」のだ。
なぜなら研究室レベルでは未だに保持されているからなのだ。
すでに何度か公式非公式に漏洩が疑われるケースが起きている。
今、その話をしだすと長くなるのでまたの機会にするとして。
さて、新型コロナウイルスについていくつか私見を述べたい。
１、粘膜から感染します。口腔、鼻、眼の粘膜部は外から露出しているので危険性が高い。
２、直径100nmの楕円体のウイルスなので不織布レベルのマスクでは効果はありません。
３、潜伏期間は最長の判断で１４日（しかしそれ以上の日数で陽性反応が出た事例がある模様）
４、人人感染で接触、飛沫での感染が確定しており空気感染の可能性も否定されていない。
５、ワクチンや抗ウイルス薬は現時点ではない（効果が期待される薬剤はあるらしいがまだ都市伝説）
このように予防するというのは現実問題として難しいと言わざるを得ません。
ただし、感染する確率を下げる、感染しても発病率を抑えるということは不可能ではありません。
予防策の私見
１、手洗いうがい、洗面、洗眼が大切です。
２、アルコール殺菌ができるのでこまめな清掃・消毒を行うと良いと言われています。
３、栄養のある食事、適度な運動、安静した睡眠をとることが良いと言われています。
４、人混み（というより生き物との密集）は危険なので近寄らない。
それで、１について言うと人の皮膚には常在菌と呼ばれる菌がいて洗浄が過ぎるとこの常在菌のバランスを崩しコロナに感染せずとも他の感染症を罹患する可能性を高めてしまいますので適度に行うことをお勧めします。