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障害ってなんだろう個性ってなんだろう [人権・差別・逆差別]

恐ろしいほど久しぶりに自分でブログを書いている。
使い方を忘れてしまっているし、新しい機能が追加されていてさっぱりわからない。

今日、たまたま、障害者を扱ったテレビ番組を2つ観た。
一つはNHKの「目撃!にっぽん選『この命とともに~ひかるちゃんと家族の日々~』」
二つはフジテレビの「ザ・ノンフィクション 『それでも私は生きてゆく』」
二つとも難病に冒され、それが進行している姿を長期取材を通して表現している。

ツイッターにも書いたのだが、昔の私ならツラくて途中でチャンネルを変えていたことだろう。
「自分とは違う世界」「辛い思いをしているシーンなんてみたくない」
そんな他人事として逃げてきた。

一昨年、私は仕事を辞めた。
それにはいろいろな理由があった。ポジティブなものもあればネガティブなものもある。
しかし、今は高齢者や障害者と向かい合う仕事をするための資格を取るべく大学に通っている。
残りの人生をそう言った人たちのために使いたいと思っているからだ。

そして、なぜ今回ブログを書くことにしたかというと、私の障害者に対する思いを自分のために書き残しておきたいと思ったからだ。

私は、車イスに乗っているから、装具を使っているから、内臓を切除したから、聴覚や視覚といった感覚がないからと言って症状が固定化しているのであればそれを障害だとは思っていない。
言い方を変えると「症状が進行して死に至る」のでなければ障害では無く単なる「個性」、たまたま人と違うだけ。だって死なないんだから。

私も幼児期の病気がもとで耳に障害を持っている。しかしそれを気にしたことはない。もちろん、周りの人から見ればなんで反応が無いんだと思われ迷惑をかけているであろうが。
そういう個性を持った人がいたっていいじゃない。
私は、バリアフリーという言葉が世の中に定着し始めたころの79年にNHKドラマ「男たちの旅路〜車輪の一歩〜」を観て以来、ずっと障壁のない社会にしたいと思ってきた。
最近は個性を受け入れてくれる環境が整ってきた。
車イスで移動する手段、施設設備、生活環境など格段と違う。正直、これ以上期待して良いのかと思うくらいだ。
ただ、それは物理的な向上であって内心の向上には繋がっていないように思う。
個性の強い側もどうしていくのが良いのか考えていく時期では無いだろうか。
そうは言っておきながら、こうやって書いていると気持ちってうまく表現できないものだなとも思う。

【ドラマ抜粋】男たちの旅路『車輪の一歩』1979年放送(趣旨部分)VHSビデオから
https://youtu.be/tySqLtgabL4
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