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マスクは必要? [時事・日常生活]

接客業における、マスクの着用の是非が騒がれていた。
私は「必要では無い」という考えだ。

今回、問題になっているのは「予防するために」「罹患しているので相手に悪い」の2点だろう。

まず1点目の「予防」だが、マスクしただけでは防げない。
というよりも体外での防御効果は微々たるものなのだ。
それは、ウィルスというのはマスクを通過してしまうということ。それと隙間ができる、使用方法が適切でないなどの理由に負うところが大きい。同時に、粘膜感染なので口腔、鼻腔での感染が仮に防げても目、目蓋、肛門、性器も感染経路になる。
マスクで気がいっぱいなのか目についてはあまり言われていないが花粉症のことを考えれば良いだろう。
予防で一番効果があるのは、やはり予防接種。同時にうがいと手洗い、洗顔。当然、完璧ではないし、予防接種は副作用もお金もかかる。強制はしないが、マスク買える金があるなら予防接種できるだろと思う。

2点目、「周りの人に移したくない」だが、これには少し許容範囲がある。
発症しているのであれば、感染を広め難いという点だ。
飛沫、接触感染が主な経路になっているインフルエンザウィルスにおいては、飛沫が飛びにくくなる、汚染物と接触させ難くて済むという点では良いが、罹患しているのであれば「働いて(他人と接触して)はダメ」なのだ。
「休ませてくれない」「人手不足でそんなこと言ってられない」、本来この考え方こそが問題なのに仕事をすることを優先させる。

労働安全衛生法では病者の就業禁止として「事業者は、次のいずれかに該当する労働者については、あらかじめ産業医その他専門の医師の意見を聴いて、その就業を禁止しなければならない」となっているのですが、その後に「病毒伝播のおそれのある伝染性の疾病にかかった者(伝染予防の措置をした場合を除く)」
実はこれがやっかいで、この中には季節性インフルエンザやノロウィルスは入っていない(伝染予防の措置がされているから)ので禁止(公権力の行使)できない。
大きな企業では就業規則で公休扱いになるところもありますので確かめてください。中小零細企業では正直微妙です。

本来、こういう点を整備し感染症対策を進めていくことを労働組合がしなければならないのですが、金銭闘争にばかり明け暮れる今の労組では無理なことなのでしょう。
人の命より使用者の奴隷となれと労働貴族たちは言っているのと同じです。

それと、感染=発病ではありません。予防接種していない人が感染しても約70%の人が発病しないと言われています。これを不顕性感染と言います。予防接種のやく75%と言われていますが、これがわかりにくいのですが「ワクチン接種を受けずに発症した人の75%は、接種を受けていれば発症を免れた」人数になります。要するにしなかったことで発病したひとの中の75%を減らすことができたことになります。
ちなみに1シーズンの発病者数は1千万人。仮に全ての人が接種せずに発病したとしたら250万人にまで減らせていたということです。実際には接種していた人も発病してしまう人がいますし、発病者の1千万人も病院を受診した人だけですので接種しない人が発病しても受診しなかったら含まれません。
マスクの効果は、まだ誰も効果を測定したことが無いようでマスクの広告で「99%カット」と言っているのは使われているフィルターがウィルスを通さないことを示しているに過ぎません。
困ったことに自社なり政府機関が検査した結果ではなく米国のネルソン研究所という権威はあるらしいが民間研究所の出したもの。

少し話がそれてしまいましたが、予防にならない、発病したなら休むのが当然というのが私の立場なので、接客業と言う職にあるのであればマスクを着用すべきでは無いと思う。
反対に自分はマスクしていないのに相手がしていたらどう思うかもかんがえてみてはどうだろうか。


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