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ネットカフェ難民たち [時事・日常生活]

「ネットカフェ難民」なる人たちが増えている。
これはネットカフェと言われるインターネットを使う事のできる喫茶店でほとんど暮らしている状態の人たちのことをさしている。
ネットカフェは、1時間あたり数百円の入場料で利用でき、飲食物や暇つぶしのグッズ、場所によってはシャワーなども着いているところもあるように宿泊施設のように使われることもある。
難民たちは、そこに入り浸りながら携帯で「派遣」と言われる日雇い労働の口を待っている。
連絡が入ると荷物もろとも現場を訪れ働いて日当を貰うとまたネットカフェに戻るという生活スタイルだ。

このような難民が今問題になりつつあるのだそうだ。
果たして、何が問題なのだろうか。
昔から日雇いや木賃宿はあったわけで、中には暴力団が噛んでいることがあり多くを搾取されてさえいたとさえ言われている。
ネット派遣の場合は、紹介料はとられても法外と言えるものではないであろうに。

彼らの多くは25〜35歳の「失われた10年」世代と言われる。
バブル崩壊後、学校を出ても就職先が無い、就職してもリストラされたという世代なのだ。
しかし、仕事が無いから仕方がないのだろうか。
彼らは自分の人生というものをどう思っているのだろうか。

就職先が無いなら自分で仕事を作り出すことだってできるだろう。
なぜそれをしないのか。
起業は大変だというが、死ぬかもしれないという切迫感があれば何でもできるのではないだろうか。

だいたい、働かなくとも生きて行けてしまうような社会が彼らを生み出しているのだ。
ネットカフェ難民に就職の手助けなどという無駄金を使う事は無い。


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コメント 6

山中鹿次

南雲さん、いましめならそういう考えはいいですが損な世代は出ますよ。就職の手助けは無駄金ではない。そうしないと無年金とかホームレスの増大、学歴主義の肥大化を招く。起業しようにもそういう所には誰が融資するのですか?もうこうなたったら、ネットカフェ難民問題と関係させてこういうサイトの意見をどう思うか、紹介するまでです。
by 山中鹿次 (2007-03-05 07:13) 

南雲しのぶ

山中鹿次さん、コメントありがとう。
全ての人に就職の手助けをできるわけではないのですから、すべきではないでしょう。
起業については、銀行から融資をうけてという方にとられているようですが、「考えること」「行動すること」をせずに自分の殻に閉じこもっていた人たちが今になって社会にすがるのはおかしいのではないか、ということを問うています。
努力しても報われなかった人に対して支援するのならば話はわかりますが、十把一絡げでの支援には反対です。
by 南雲しのぶ (2007-03-05 07:32) 

山中鹿次

いやいや全ての人助けられないからしないのは、大地震で全部の救助できないからしないのと同じ発想。内橋克人さんや森永卓郎さん、金子勝さんあたりがいうように、努力しても報われない構造が普遍的である以上、局部的にそういうこと当てはまる部分あつても、相対的には私の意見が正論ですわ
by 山中鹿次 (2007-03-05 22:51) 

南雲しのぶ

山中鹿次さん、コメントありがとう。
いやいや、天災と一緒にされては困ります。
天災は避けようの無いやむを得ないことですが、このことは避けられることを避けようとしなかった人が多いわけです。
30歳過ぎて引きこもっている人を見て、仕方無かったとはとても思えません。
もちろん、努力して奇禍にあったのであれば別ですが、その辺の選別はしないと駄目でしょうね。
by 南雲しのぶ (2007-03-06 06:23) 

あ

仕事は住所がないと就職するのは厳しいんです。
日雇いなら住所がいらないそうです。
by あ (2007-03-10 13:41) 

南雲しのぶ

あさん、コメントありがとう。
そうですね。住所が無いと就職は難しいでしょうね。
私の職場でも住所がなければ就職はできないですから。
ただ、住所が無い人ってそれまで一体どういう人生を歩んで来たんですかね。
by 南雲しのぶ (2007-03-10 20:03) 

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