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上手いやり方だよね [政治・行政・地方自治]

「【橋下予算】全力疾走続けられるか」(iza!)

大阪府の20年度予算が修正されて最終日に可決成立された。
開会前には散々に議会、労組などとぶつかって「ギリギリの予算案です」と言って提出したわけだ。

特に労組との事前交渉は徹夜で行なっても妥結せず、労組曰く「初めて決裂した」と言わしめた。
議会に対しても相当に圧力をかけた。
その他、さまざまな所に切り込んで行ったわけだ。

それが、突然、妥協案として修正を行なうこととなった。
これは、議会や労組に「ギリギリの予算案を組んだにも関わらず、議会や労組が散々抵抗して邪魔をしたんで修正しました」と言っているようなものじゃない。

議会も労組も、この予算に対して応分の責任を負わされた形になったわけだ。
人件費にしても労組側の出した提案をそこそこ呑んだことになったわけだし、議会の反発した部分もそれぞれ修正できている。
それでいて、公約の基本線はなんとか「守れた」形だけは示している。
ただ「基金」を切り崩してまで挑むわけだから、失敗は決して許されない。
と、言うよりも21年度予算は背水の陣になってしまった。

簡単に切れる部分は今年でほとんど切ってしまったので、本格的な構造改革や意識改革をしないとならない。
そして、市町村も協力しなければならなくなるだろう。
考えてみれば、あと数ヶ月で予算の原型を作らなければならない時季になる。
予算は単に削減すれば良いというものではない。
必要の無いところを削って、必要なところに回すということが一番難しい。
どこの予算にも必ず既得権がついている。
それに対してどう理解して廃止していくのか。

「抵抗勢力」と言うだけで排除するようなことだけはあって欲しくないと願う。
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