謝ることは無い

「医療費食い潰し」は麻生総理の言うとおり。
防げる病気で何の努力もせずに罹患して医療費を食いつぶしている輩が多すぎる。
もちろん、自分でコントロールできない疾病もある。
麻生発言を批判している人たちは、防げるものと防ぎきれないものを混同しているに他ならない。

どの報道でも「たらたら飲んで、食べて、何もしない人（患者）の分」と伝えているではないか。
キチンとした区分けをして発言しているものを「病気はなりたくてなるものではない」「病人は誰でも同じ」理論に基づいて批判している。
「浴びるように酒を飲み続け、健康診断でリスクを知り、家族・知人から注意を受けていた」にも関わらず肝硬変になった人も同じに支えることが正しいのか。
批判している人は批判している理由を明示すべきだ。

「共生の精神に反する」と某政党の幹事長は述べたそうだ。
共生とは片側だけで成り立つものではない。
権利があれば義務があるのと同様に、自らが健康であることへの努力をしたものが罹患した際に支えられるのではないだろうか。

なにより、「努力して健康を保った人には何かしてくれるとか、そういうインセンティブ（動機づけ）がないといけない」とまで言っているわけで、これは「予防医療」へ移行させようとする現れではなかろうか。
これまで「予防医療」の大切さが言われながら、実際に疾病している人へ使うことばかりを進めていた。

これからは、健康な人が健康な状態を維持でき健康寿命を延ばすことこそ政策としてくべきだ。
この発言をきっかけに「努力した人が報われる国」にしてほしい。

「麻生首相の医療費発言「気分害されたらお詫びする」」政治も‐政局ニュース:イザ！

タグ：民主党 医療制度 政治問題

コメント 2

お久しぶりです。
なるほど、日本ではいろいろなことが起こっているんですね。

ところで、健康に留意されている麻生首相は当然たばこは吸わない人なんですよね？
税収はともかく、医療コストのことを考えたら、まずはたばこの全廃から始めないとダメでしょう。

by ちゅるる (2008-11-28 22:27) 

ちゅるるさん、コメントありがとう。
酒好き、タバコ好きですからねぇ。
それでも「キチンと考えている」と言うことなのでしょう。

この発言の持っている意味というのは本来とても大切なことなのだと思います。
これまで「生きる事」を保険していたものを「健康であること」を保険するという根本的な方向転換なのですから。

日本人が長寿命と言いますが、健康寿命は短いみたいですよ。
by 南雲しのぶ (2008-11-29 06:06)