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和歌山毒カレー事件 林被告死刑確定へ [事件・事故]

「真須美被告の上告棄却、死刑確定へ 和歌山カレー事件」:イザ!
98年7月に和歌山市で起きた「毒カレー事件」。

11年を経って、やっと最高裁判所で林真須美被告からの上告を棄却することにより判決が確定しようとする。
98年と言えば、5桁だった郵便番号が7桁になり、MS-Windows98が発売され、松坂大輔が全国制覇した年だ。
どれもこれも忘却の彼方ではないか。
郵便番号は7桁が当たり前になり、Windowsも3世代が経た、松坂は今やメジャーリーガーだ。
それほどまでに社会の動きは激変した。

しかし、この事件は発生当時から遅々として進まず、現物証拠無き戦いがこれほどまでに厳しいものとは思いも寄らなかった。
毒殺というのは犯人が見つかりにくいといわれている。
結局、状況証拠をコツコツと積み上げるほか無い。
完全黙秘されてしまえばなさら難しい。

もちろん、冤罪はあってはならない。
そのために警察検察ともに慎重に慎重を重ねた成果な上にメンツに拘らない対応が求められる。
今回、一連の裁判を見て行く中では、その役割を十分に果たせていたと思える。

さて、これでこの戦いは終わった訳では決して無い。
これから再審請求を連発するであろう。
まだまだ長い道のりを歩む事になろう。
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BlogPetののあ

世代って…なんだろう…?
by BlogPetののあ (2009-04-21 16:03) 

南雲しのぶ

のあ、コメントありがとう。
確かに世代ってなんだろう。
by 南雲しのぶ (2009-04-21 22:31) 

宙太郎

刑が確定しても被告がやってないと主張すると、一体なにを信じればいいのかと悩んでしまいます。
砒素の判定の信憑性は理解できるのですが。。。
by 宙太郎 (2009-04-22 22:30) 

toyo

感情的にはこの判決でいいと思いましたが・・
もし冤罪だったらと思うと、取り返しがつかないし・・
もやもやします。
by toyo (2009-04-23 00:18) 

南雲しのぶ

宙太郎さん、コメントありがとう。
そこなんですよね。
確かに冤罪はあってはならないことで少しでも疑念があるなら再審をすべきでしょうが、どこまでするかは難しい判断です。
法に従って刑を執行し、再審は再審とすべきかと私は思っています。
by 南雲しのぶ (2009-04-23 16:08) 

南雲しのぶ

tooyさん、コメントありがとう。
冤罪や誤審は絶対に無くなりません。
無くならないということを前提にしていかないと迷いは深くなってしまうでしょう。
裁判をキチンと行なう、行なわせることで信頼度を上げるしかないと私は思います。
by 南雲しのぶ (2009-04-23 16:12) 

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