民主党政権の事業仕分けが進んでいる。
事業仕分けの必要性は十分に理解ができる。
これまでの政権でなし得なかったことであって素晴らしい事でもある。
しかしだ。
その手法については極めて異論があるところだ。
1時間でどうして判断できるのか、と思うほど重い内容を行なってる。
これだけヒンシュクを買うようなことをしておきながら実はほとんど減額できていない。
とても民主党マニフェストのバラマキを行なうだけの原資になる額には到達できていない。
これは仕分けしている案件に大きな間違いがあるからなのだ。
まずすべきことは天下り根絶であって天下り団体への補助金を一切止めてしまう。
それと特別会計を精査することから始めるべきだった。
ところが天下り問題を追求し過ぎると日本郵政への政治的天下り斡旋を突っつかれてしまうので脇道にそれてしまった。
特別会計にしても甘い知るを吸いたい政治家からすれば取っておきたいものだ。
なんだか意とも簡単に埋蔵金なりを発掘して十分に原資になると言っていたのに、未だに発掘できていない。
焦って理解を得られないことをし始めているだけだ。
考えてみれば、金帝国の勲章狙いな輩から日本を中国・台湾の植民地にしようとする輩までが居る政党だから、できるだけ日本が立ち直らないようにしようと画策しているわけだ。
だからこそ日本の日本人の最たる技術である科学技術部門を必死の形相で潰そうとしている。
もし事業仕分けをしたいのであればまず日本の将来像を示し、それにはどのような事が必要でどのようなことが不要なのか判断するべきだ。
だいたい金がない以外に何を理由にしているのか。