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さよならロランC [環境・災害・健康]

船が自らの位置を確認するための電波航法システム”ロランC”の内、南鳥島に設置されたX局が1日午前9時を持って停波した。

ロランというのはLORANと書き、LOng RAnge Navigationの略語です。
これは長波帯(100kHz)を使用した双曲線航法システムで複数のアンテナから発せられる電波を受信し、その差を検知して位置を割り出すというものです。
原理としてはカーナビで使われているGPSと同じものだ。

ちなみにロランCはいくつかの局で構成されていたが、その一つが南鳥島に設置されていた。
今回の停波で南鳥島から電波灯だけでなく海上保安庁の担当職員の引き上げも行なわれる。
南鳥島は沖ノ鳥島とともに太平洋における日本の海洋資源を確保する重要な島だ。
維持費がかかることは十分に理解できるが、本当にそれで国土保全ができるのだろうか。
南鳥島は沖ノ鳥島ほど沈む可能性は低いが、もう少し大切に扱ってもらいたいものだ。

ちなみに海保の撤退により、南鳥島には海上自衛隊隊員と気象庁職員がそれぞれ10名ずつの20名しか居ない事になる。
民間人を受け入れても良いのではないだろうか、とすら思えてならない。
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