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国債発行って44兆円超では済まないのだが・・・。 [少子化・高齢化・格差]

「来年度予算案 過去最大92兆2992億円 新規国債44.3兆円」:イザ!

“国債発行額”と言うと当然新規発行額のことで22年度は44.3兆円となった。

ただ、過去に借りた分をまだ返し切れていないので発行残高としては637兆円に上る。
税収の17倍って何?
新規ばかりを気にしていると知らぬ間に借金は膨らむ。
実際、ここまでくると返せる当ては無いに等しい。

民主党は小泉政権下、30兆円に抑えることを目標に元金を償還しようとしていて、それが達成できなかったことに対して“解散総選挙”と言っていた。
それが44兆円超だ。
返す気はないは湯水のように使うは、貧乏人が金持っちゃったという感じだろうか。

国債を発行し続けるのは政府には金はないが、国民にはまだ金があると勘違いしているのだ。
国民の金とは貯蓄額などからみたもので、すでに担保になっている資産だって含まれており、それが実体を示しているとは限らない。
637兆円って国民一人当たりいくらになるか考えてみた方が良い。

国債の話しばかりしていても仕方が無いので一言。
「控除から手当へ」とうたって現金バラまき作戦を始めたわけだが、バラまくくらいなら減税してください。
なぜ税金を払っていない人にまで金を渡さねばならないのだろうか。
こんな馬鹿げたことばかりしているから何時まで経っても税金を払いたく無いと思う気持を強めるのだ。
税金払うのが馬鹿馬鹿しくなる。
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ムース

税金を徴収して、それをそのまま配るというのは、とても非効率です。その意味では一回限りの定額給付金などとは違い、こども手当などはその額もさることながら政策として永続的に支給するわけですから、国の財政を圧迫し続けるわけです。来季以降2.6万に増額となったときに、国の財政が破綻する可能性もあるかもしれません。「控除から支給へ」といったときに、財源はあるといっていたのにないと判明し、それでもごり押しするために赤字国債を発行するのであれば、なぜ支給額を減らそうという議論にならないのかも疑問であります。高校無償化も同様、金を配ればいいというものではない。税金というのは本来はそのまま横流しにするものではなく、社会基盤(道路・学校など)を整備するためにあるものと考えます。従って、ただで配るくらい財政に余裕があるなら、税金を減らして配らない方がはるかにまし・平等でしょうね。その意味では、「支給より控除」の方が、本来の理にかなっているのではないでしょうか。
by ムース (2009-12-30 01:23) 

南雲しのぶ

ムースさん、コメントありがとう。
私は、もうこの国は破綻しているのだ、と思っています。
破綻しているのをそうみせない、粉飾という状態です。
だいたい、いくら国家でも予算の半分を借金で賄っているだなんてありえないですよ。
それも新規分だけで半分ですからね。全体を考えたらあり得ない額ですよ。

民主党は”無駄を省く”と言って政権を奪取しましたが、”無駄”が何で有るかを未だに明確にしていません。
もちろん、”天下り”など一部は喧伝していますが、とてもとてもそれだけで足りるほどの規模ではありません。

おっしゃるように「支給より控除」であるべきです。
by 南雲しのぶ (2009-12-30 07:32) 

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