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【代理投票問題】若林氏の辞任だけで済むのか? [政治・行政・地方自治]

若林正俊参議院議員が青木幹雄前自民党参院議員会長が離席した際に投票ボタンを押して代理投票したという事件。
若林議員が辞職するということであっという間に幕引きがなされてしまった。

多くのメディアでは「代理投票は政治への冒涜」として若林氏を非難している。
もちろん、若林氏の行なったことは道義的に許されるものではなく非難されて当然だと感じる。
しかしながら、この行為は違法となっているのだろうか?

まぁ、それはさておいてだ。
本会議、それも採決時に「2時から別の会合があるから、抜けますから」と言ってどこかに消えた国会議員をなぜ問題視しないのだろうか。
当然のことながら、参議院の本会議中に参議院議員が出席せねばならない参議院における会議は無い。
まして採決となれば、国会全体でも参議院議員の出席を求めるようなことはしない。
では、青木議員は何の会合に出席したのか。
自らの職責である参議院の会議以外に優先すべき会議とは何だったのか。

採決に参加しないということは、議員として何もしていないということではないか。
こんな議員を自民党は次回も公認するというのだ。
それも党内規則の定年制度を無視して。
仕事しない人を公認などするのは民主党だけかと思っていたが違うらしい。

実は、議会を平気で欠席・中抜けする議員は決して少なく無い。
それに最近では遅刻も目立つ。
欠席・中抜けで有名なのは小沢民主党幹事長だ。
開会時だけ在席してすぐに議場から抜け出す。それも国会内に留まらず議事堂から外にでてしまう。
小沢幹事長がまともに出席する本会議や委員会など無いと言っても過言ではない。
他にも千葉法務大臣はヤニ中毒で30分に一度は席を立ち廊下等でタバコを吸うのだそうだ。
委員会に閣僚として出席するときも千葉大臣のヤニ待ちという時間もあるらしい。

他にも一身上の都合やら病気やらを理由に平気で休む議員が居る。
それは人間だから年に1度くらいは病休があっても仕方無いが繰り返しとなれば別ではないか。

以前、国家議員の出欠状況をネットで流しているサイトがあったが、いつのまにやらどこかへ消えてしまった。
マスメディアも取り上げない。
これからは皆勤議員は本会議場で名前を読み上げるなりして欠席者を阻止するべきではないのだろうか。

最後に、この問題で一番悪いのは青木幹雄議員であることを忘れてはならない。
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コメント 4

こう

お久しぶりです。
もっと言ってやってください。
国会に緊張感が無さ過ぎると思いました。
by こう (2010-04-06 07:06) 

南雲しのぶ

こうちゃん、コメントありがとう。
こちらこそ。
もともと国会議員は利権しか目に見えませんからね。
それが最近はメディア発展によって表に出て来ただけですよ。
裏ではもっと阿漕な事をしていると言われていますから。
by 南雲しのぶ (2010-04-07 05:48) 

袋田の住職

本会議の最中に議場を抜けだす人は歳費を返上すべきだと思います。
葬儀中に僧侶がぬけ出したらお布施を返せと言われますから・・・
by 袋田の住職 (2010-04-07 08:59) 

南雲しのぶ

袋田の住職さん、コメントありがとう。
どうせなら議場での着席時間数で歳費を払うってのはどうでしょうかね。
着席を感知するセンターを座席につけておいて座っているかどうかを確認。
その時間だけ支払う時給制にする。
当然上限は現在の歳費と同額にしておく。
そうすれば相当減らせるし、衆院では投票の時短もはかれるし。
by 南雲しのぶ (2010-04-08 06:15) 

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