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【生活保護】この統計はあてにならない [少子化・高齢化・格差]

生活保護受給者の自殺率が、そうでない人たちと比べて2倍に達するという記事。
ただ、救いなのは対象者の自殺者が3年間で2465人だったということだ。
平均すれば約822人。
毎年の自殺者が3万人超(1日約90人)という凄まじい状況下、1日3人程度なわけで自殺者全体の中では4%に満たない。

このような統計と言うのは発表する側の恣意が込められており生保受給者の中での割合を問えば多くなると言うだけのことだ。
反対に考えれば、生活保護によって生活環境が安定しているにも関わらず自殺する。国民の血税を吸い暮らしながら自分勝手なことをした、ということではないか。
生活保護は甘やかしということが暗に透けて見えるということだ。

これ、もしこのような数字を出したいなら、生保を受給できるだけの環境にありながら、某かの理由で受給できない人との比較こそ大切なのではないだろうか。
ちなみに、全国に低所得世帯は07年統計で337万世帯あり、このうち68%にあたる229万世帯は生活保護を受給できる可能性があるにも関わらず受給していない。
これは、申請したのに却下されたり、申請すらできない状況にあるということを示している。
ただ、そのような比較を出すと生保受給者の数の方が少なくなってしまうだろう。それほど生活保護制度が人の命を支えている事を示せるだろう。

だいたい、自殺した受給者の66%超に精神疾患があるというのはこれ如何に。
生活保護を給付しても自殺するなら給付せずに居ても同じだし、受給できずに居る多くの人に渡せる事になる。

こんな馬鹿げた統計で生活保護受給者が困窮しているかの如くミスリードするのは如何なものだろうか。
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