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【原発事故】周りがやっているから [環境・災害・健康]

春日部市 危機管理防災室 福島原発事故による放射線の影響について
我が街春日部市は、これまで福島第一原子力発電所事故による放射性物質の影響調査を行って来なかった。

これは、埼玉県の情報をもとに市内ではそれほどの影響がないものと判断してのことだ。

私は、それで良いのだと思う。
しかし、市民の多くはそう思わないようだ。
「なぜ県内全市町村がやっているのに春日部だけ調べない」
との声が大きかったようで、近々に装置を準備して測定を始めることになった。

「周りがやっているから」
これって
「隣町には○○という施設があるのにウチの街には無い」
と言って必要もない施設を山ほど作って財政を破綻に追い込んだのと同じではないか。

近所の目を気にして物事の本質が見えないというのは日本人特有の欠点だ。
周りがやっていようがそんなことは関係無い。

このような測定は本来であれば国が何平米ごとに1カ所などとポイントを決めて行うべきことであって、全市町村で行う必要など全く無い。
なぜならば、今でこそ市町村合併により市域が広くなったが隣町まで数キロしか無いなんて地域がある。
こういった調査はキチンとした測定基準に則って行わなければ情報に齟齬が起きて危険なのだ。

測定器具が違う。
測定方法が違う。
測定時間が違う。
これだけでも数値に疑わしい部分が残る。
そういったものに縛られてしまうと言うのは極めて危険なのだ。

無駄なことをしては本当に意味が無い。
市内に設置し公表することとそれにかかる費用をキチンと勘案するべきでは無いだろうか。
これまで失敗してきたことをまた繰り返すのか。
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