【原発事故】一歩でも一歩でも

東京電力は、福島第一原子力発電所の敷地内にたまっている高濃度放射能汚染水の新たな浄化処理施設、通称「サリー」の放射性物質の除去効果を明らかにした。
放射性セシウムの濃度が約５万分の１に減ったが予想を大きく下回っていると言うのだ。

本来、当初は１０万分の１から１００万分の１に減らす予定だったのだそうだから確かに低い。
しかし、良いではないか。
想定というのはあくまで想定だ。
良くも悪くも触れる。

想定値を高くするのは、これまでの経緯があって低くつけると叩かれるとでも思っているのだろう。
国民の側も数値に惑わされる事無く現実をみていくことが大切だろう。

この事故は地球規模の相当に甚大な災害だ。
日本では何か他人事のように思う人が多い。
世界に迷惑をかけていると自覚し一歩でも一歩でも前進させることが大切だ。

小さな一歩でも一歩は一歩。
今年の冬は全国的に電気を気にせず使いたいものだ。
ウチではもう節電なんてしていないのでどちらでも良いが。