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【少子高齢社会】男女産み分け目指しタイへ 日本人急増 [少子化・高齢化・格差]

子どもを望む日本人夫婦がタイに渡り、受精卵の染色体を調べて、男女産み分けをするケースが増えているという話題。

この1年間で少なくとも30組の夫婦が利用していたことが分かったのだそうだが、日本においては受精卵の診断は「命の選別につながる」として重い遺伝病などに限られており倫理的な課題が多い。

30組ではこれが多いのか少ないのかはわかりかねるが、人間の傲慢さを如実に現している。
確かに障害をもって生まれたりしては可哀想だという思いには一万歩譲って理解できる。
しかし、男か女かということに関してはとても賛成できるものではない。
それを金出せば技術的にできるから行うというのはいずれ天罰が下るだろう。

最近、不妊治療や移植やら医療の世界では「技術的に可能」と言うだけで何でも行おうという傾向が強くなって来ている。
倫理観というものはどうなっているのだろうか。

例えば、脳死者からの臓器移植において本人同意が無くとも親族の同意がとれれば可能となった。
これによって最初の臓器移植法が出来て以来の数を改正後のわずかな期間で抜去ろうとしている。
(13年で88件、年7件だったのが改正後は1年で55件)
この急激な数字の伸びは単に移植への理解が高まったというのではなく、脳死者に医療を受けさせ看護するということが家族に物心両面に渡る負担を与えているという現実があるのだ。
臓器(命)と引き換えにしていると言うことだ。

こういった倫理的道徳的な面を蔑ろにして曖昧さを残したままで居る日本、日本人は一度立ち止まって考える必要があるのではなかろうか。

生まれる時も死ぬ時も「何でも有り」は止めようではないか。
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