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【国際問題】プーチン氏、大統領復帰へ メドベージェフ氏は首相 [国際問題]

ロシアのプーチン首相(58)は24日、2012年3月の次期大統領選に立候補する考えを表明した。メドベージェフ大統領(46)は首相に就く意向だ。実権を握るプーチン氏に有力な対立候補は見あたらず、08年まで2期8年務めた大統領に返り咲くのは確実な情勢だ。

隣国の話なので別にどうでも良いということになるのだろうが、このような政治体制というのは極めていびつだ。
しかし、考えてみてもらいたい。
これはロシアだけに限らずどこの国でもあることなのだ。

日本だって自民党一党独裁が長く続き、党内事情で首相が変わりそのまま民主党に引き継がれている。
米国とて人気取りをしなければ大統領になれず、欧州諸国もおなじようなものだ。

思うのだが、こういう閉塞感というのは民主主義にあるのではないだろうか。
民主主義というのは簡単に言えば国民が主権者であると言うことで現代社会においては多くの国が民主主義を自称している。
それぞれ少しずつ趣は違うが国民が票を投ずる等して自分の政治的意思を示す事ができる。

自分達の権利を叫んでいたころは「この世を良くしよう」という意欲にかられまとまっていた。
しかし、ある程度権利を得てしまうと個別の権利を主張し始める。
それは「わがまま」というものだ。
社会人として一致団結するための権利であったものから自分自身のための権利へ。

これではドンドンとバラバラになるだけではないか。
独裁政治が良いとか王政復古すべきだなどと言うものではない。
しかし、この閉塞感を打ち破ることは必要だろう。
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