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【朝日新聞】読者投稿「検針員は線量計持って測定を」に応える [時事・日常生活]

朝日新聞の読者投稿欄【声】にバカな投稿が掲載されていた。
高い数値が見つかるのは市民からの通報からで役所や東電は何をしているのだ、東電の検針員に線量計を持たせて一戸一戸測定しろ、というものなのだ。

この投稿者はこんなこと書いていて恥ずかしく無いのだろうか。
プロ市民が測定器を持ってあちらこちらを測定しまくっている。
これで出てくる数値は正確なものだと誰が担保しているのだろうか。
だいたい、放射性物質の測定というのは技術と経験を持った人が相応な機材を使って行うべきものだ。
それを簡易測定器を使い方もうろ覚えな人たちが不正確に測定する。
そんな数値をどれだけ信頼できようか。
東電の検針員にしても同じ事だ。
この検針員に検針ついでに測定させてキチンとした数値が出てくるのか?
だいたい一戸一戸測定する意味がどれだけあるのだ?
それにかかる費用や労力、時間を誰が負担するんだ?
国や東電に負担させるってことは結局また国民にツケがまわってくるだけだ。

素人測定は無意味で無駄なのことが多い。
ホットスポット探しをするのも良いが、どこにどのように発生するか分からないからホットスポットなのだ。
それを探して彷徨っている人たちは自ら被爆しに行っているようなものではないか。
そして投稿者は検針員に被爆しろと言っているのだ。
こんな恐ろしい投稿を未だかつて読んだ事が無い。

今、市民がすべきことは既に示されている排水溝や落ち葉の吹きだまりなど「こういった所に貯まりやすい」と言われてる場所に近づかないことだ。
一々計る意味は無い。
その時間と労力を被災地支援と被災地差別解消に向けた方がよっぽどにましだ。
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