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愛される国をつくろうとする心(改題及び追記) [教育・生涯学習]

 政府・与党は26日、教育基本法改正案の今国会提出を見送る方針を決めてしまいました。文部科学省や自民党は提出を目指していたのに、「愛国心」の明記に消極的な公明党のせいで、自民党との間で調整のめどが立たずの結果でした。
みなさんにとって「愛国心」とは何でしょう。日本は、太平洋戦争の敗戦により、「国を愛すること」を忌み嫌うような教育を押し付けられてしまったため「愛国心アレルギー」の重症患者になってしまいました。
「愛国心」とは読んで字の如く「国を愛するこゝろ」ですよね。今、この日本と言う国に住んでいる人が「日本をこゝろから愛して大切にする」気持ちこそが大切なのです。自分が社会のために何ができるのか、育ててくれたものに対する恩返しをするか、を考えて行動する気持ちなわけです。
否定派の人からすると、戦前のような軍国主義のイメージばかりを強調するが、その人たちは「日本をどう愛しているのか」と聞きたい。反対に、肯定派の人には、「君が代」や「日の丸」が愛するこゝろなのかと聞きたい。
両派ともに、ツマらないことを言っているだけで、本当の「愛国」にはなっていない。あなたはこの住んでいる社会に何ができるのか、貢献ができるのか、じっくり考えてほしい。自衛隊に入ってイラクに行くことでも、日の丸に敬礼することでもない。毎日、出会う人に挨拶するとか献血に協力するとか、食べ物を残さないとか、どんなに小さなことだって構わない。それが「愛国心」なのだと私は思う。
諸外国では、必ず「愛国教育」が行われている。お隣の韓国などでも、歴史教育や伝統芸能・生活様式と触れる教育を学校教育でおこなっているし、米国ではいたるところに普段から国旗が掲揚されている。韓国の小中学生は民族衣装のチマチョゴリを着る事が出来るそうだが、日本の小中学生はどうか。それどころか成人式まで着た事がないなんて(着させてもらう七五三は除いて)人ばかりではないのか。
国を愛するこゝろをあまり政治の道具や教育的イデオロギー対立に使って欲しくはない。
あなたは今日、どのくらい日本を感じましたか。

少し分かり辛いようでしたので追記します。
簡単に言うと「どうしたら愛される日本にすることができるか考えるこゝろ」と思ってもらいたい。誰だって、「日本ってステキな国だね」と言われて悪い気はしない。そのためにも、国民全体で何か基本線となるものを持たねば前には進まない。今はそれが国旗国歌の意味と道徳観の教育をする時期なのだと思う。別に国旗が日の丸、国家が君が代、道徳=(戦前の)修身である必要はない。肯定派否定派ともに、それをどうすべきかを論議して欲しい。


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