SSブログ

献血にいってみませんか [環境・災害・健康]

献血離れが進んでいる。以前にも何回か書いているのですが、私が普段行っている献血ルームではあまり人が居ないのだ。それ以上に若者(20代)などたま~に見かけるくらいだ。
輸血の全量を献血で賄っている日本では、この問題は非常に将来を悲観させる状況だ。

窮余の策として献血対象年齢を引き上げてみたりしているが焼け石に水だろう。
献血ルームでは、占いしてくれるとかDVDが観られるとか試行錯誤しているみただけれど、これもその場凌ぎみたいな感じもする。
と、言うよりもそういうサービスがあるルームと無いルームじゃ差がありすぎないかぁ。

それにしても「献血」を知らない人が意外と多くて、知っている人でも「痛い」とか「怖い」という理由から敬遠されている。
「知らない」といわれてしまうと困ったものなのだが、最近の献血ではそんなに痛みを伴うようなことはない。
と、言うより刺す人の資質によると思うが針自体は精度が上がり刺されたことすら感じない場合すらある。
確かに、刺して居る間は違和感がないわけではない。成分献血のように長時間かかると腕が疲れて痛くなったりすることはあるが、たいしたものではない。

予約をしていけばそんなに待たなくとも良いし、検査をした後でも調子や気分が優れなければ断ろうと思えば断れる。
とにかく献血ルームへ足を運んでみてください。
 

日赤に言いたい。
献血は社会貢献なのだということをもっと訴えるべきなのではないだろうか。
例えばなんだろう。一番効果的なのは図書券の配布を復活させることかな。
あとは、表彰制度をもっと拡充して10回単位で表彰するとか、年12回が最高だと思うので、10回以上来てくれた人には自動的に日赤社員にするとか。
自治体や国からの表彰を受けられるように、120回以上の献血者には善行表彰に推薦するとか。

いずれにしても、献血はそんなに難しいことではありません。
せめて「献血」という仕組みがあることだけでも分かってみてください。


nice!(5)  コメント(14)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 5

コメント 14

kenta-ok

昔は図書券だったのですか。知りませんでした。
図書券配布だと、社会貢献という訴えが薄くなりますね。
by kenta-ok (2006-06-18 08:42) 

mako

何回か行ってますが・・・まだ献血ができません。
比重が悪いとか・・・
それでも頂くジュースに申し訳ないです。
by mako (2006-06-18 09:43) 

南雲しのぶ

kenta-okさん、コメントありがとう。
そうですね。昔は図書券と他にもいろいろありました。
純粋には社会貢献といえなくなっちゃうかも知れませんが、献血人口の減少はそんなことを言っていられるような状況ではないようにも思えます。
本当に少なくなってきているんですよ。今時、よほどのことが無ければ待たされるなんてことないくらいに。
それに年齢的にも上昇してきていて皆私より年上ばかり・・・。
by 南雲しのぶ (2006-06-18 18:51) 

南雲しのぶ

makoさん、コメントありがとう。
いいと思いますよ。検査でひっかかってできなくとも献血ルームに行くということだけでも。
ジュースやお菓子を食べて一休み一休み。
比重ってどうしたら改善するんでしょうかね。
by 南雲しのぶ (2006-06-18 18:51) 

うつぼ

私は高校の頃から献血に年2~3回ほどいっていたのですが、イギリス渡航者の献血ができなくなってから献血したくてもできない状況です。最後に行ったのが数年前ですが、献血ルームにマクドナルドやミスタードーナツが置いてあって驚いたのを覚えています。ここまでやらないと若い人は献血しないのかなあ、と思ったのですが(千葉では5回くらい献血すると抽選でディズニーランドのパスポートが当たるなどとという試みもあったようです)、最近は採血方法も進化してあまり痛くないですし、新規で献血に行ってくれる人が増えることを私自身も願っています。
by うつぼ (2006-06-18 20:43) 

南雲しのぶ

utsubohanさん、コメントありがとう。
本当に狂牛病には困っちゃいますよね。結構沢山の国が禁止対象になっているんですよ。
私が行っている埼玉の越谷ルームはシンプルですよ。何もない。
ジュースも自販機一台だけですし、お菓子もキットカットみたいな簡単なやつばかり。
5回行ったらディズニーランドが当たるかもしれないって良いですねぇ。
どうせなら温泉旅行があたるとか言うのがあると嬉しいんだけど。
93回目なのですが、ろくなものもらったことありません。
by 南雲しのぶ (2006-06-18 20:51) 

HOKUTEN

私は・・・>知っている人でも「痛い」とか「怖い」という理由から敬遠されている。 うちの一人ですが、「血」がダメなんです・・・。
何度か献血車に入ろうとは思ったのですが・・・。
「たかだか「怖い」なんて言うなんて」って言わないで下さい。この恐怖心は、「たかだか怖いだけ」の人とはまた違うと思いますので。(表現がしづらいのですが・・・)
注射が怖い訳では無いのですが・・・。
怪我で膝に溜まった血を抜いた時も見られませんでした。(150ccだったそうです)
あと、周囲の人と比べると、軽度の「先端恐怖症」がありそうです・・・。
社会貢献とは分かっているのですが・・・。
by HOKUTEN (2006-06-18 21:23) 

うつぼ

表彰といえば、大分昔の話(多分30年くらい前)ですが叔父が100回目の献血に日赤から表彰状をもらってうれしそうにしていたのを覚えています。
今回南雲さんの記事を読んで、五木寛之の小説だったか、昔は増血剤を飲んで売血に行く人の話が書いてあったのを思い出しました。うちの母が昔々(40年以上前の話)製薬会社で働いていましたが、当時は売血に来る人が多かったそうです。今でも多少は売血が行われていると会社のOB会で聞いてきて「今時まだやってるのね」と驚いていました。
by うつぼ (2006-06-18 22:33) 

南雲しのぶ

テレマーカーさん、コメントありがとう。
いえいえ、私だって何回やっても怖いですよ。
血を見るのも本当は嫌なんです。ただ、その一瞬なのでよそ見をしています(笑)。
それよりなにより、たまって行く血、といっても成分献血なので黄色ですけどね、をみていると「うわぁ、こんなのが入っているんだ」って思うときがあります。

献血は一つの方法。無理してまで参加することはありませんよ。
私は、他に何もできないので参加しているだけですから。
by 南雲しのぶ (2006-06-19 04:53) 

南雲しのぶ

utsubohanさん、コメントありがとう。
おぉ〜、叔父さんが100回表彰を受けられたのですか。
私もそれを一つの区切りにしたいと思っています。

売血、昔はあったみたいですね。
それがあって日赤での一元管理になり、お金を払わないようになったみたいですから。
時代が時代だったのかも知れませんね。
by 南雲しのぶ (2006-06-19 04:58) 

南雲さん おはようございます。
私は慢性白血病患者(今のところ小康状態でいますが)なので献血の重要性を痛切に感じます。私自身は当然献血はできないのですが、ブログ上で献血を呼び掛けて頂けるととても心強いです。
by (2006-06-19 07:52) 

南雲しのぶ

マリーさん、コメントありがとう。
私は、ここ1年くらい断続的にHLA適合の献血をしています。
マリーさんならご存知だとは思いますが、血液型ってABO型4種だけでなくRh抗体やHLA型など数限りなくあるんですよね。
移植前や直後にはできるだけ近似したものが良いのだそうでそのための献血です。
そうやって依頼されると「誰かのために」っていう目的ができて嬉しくもあります。
はやく完治されることをお祈りしております。
by 南雲しのぶ (2006-06-19 08:33) 

宙太郎

会社に献血車が来るので一番先に献血しますよ!
後からだと待ち時間ができますんで、しかも就業扱い!!(かな?)
と言うことは会社も貢献しているんだと今あらためて気が付きました。
がんばろう献血!!
by 宙太郎 (2006-06-19 12:37) 

南雲しのぶ

宙太郎さん、コメントありがとう。
おぉ〜、会社に来てくれるのですかぁ。
私などは献血ルームに行っているので献血車の中って入ったことないんです。
どんな感じなんでしょう?
でも、同じ就業時間内なら後から行ってゆっくりしてくれば良いのに。
私ならそうするなぁ(笑)。
by 南雲しのぶ (2006-06-19 13:17) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

ブログを作る(無料) powered by SSブログ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。