サクランボ盗難事件に思う

またサクランボの季節がやってくるとともに盗難事件が始まった。
山形県天童市の果樹農園で佐藤錦約50キロが盗まれたのだ。
商品価値を落とさないようにしていたということだからプロの仕業なのだろう。

ただ、気になるのは被害者の名前や住所（字まで）だけでなく価格、どんな犯行だったのか、何年前からなどの詳細情報が伝えら、被害者も画面に出て色々コメントしていたことだ。
これでは、ここの農園は盗みやすいって言っているようなものではないか。

農家の人は、これだけの災難にあった、ということを言いたいのかも知れない。
苦しんで大変なんです、というところを見せたいのかも知れない。
しかし、これを見聞きする人全てが善人なわけではない。
もう少し情報をコントロールしなければ来年もまた盗難の危険が高くなる。

コメント 4

横道の一個二個なら笑えても・・笑えないですよね。
路上販売につい疑いの目を向けてしまう　あたしです。
by mako (2006-06-18 09:46) 

情報コントロールは確かに必要です。こんな風にして泥棒に入った、とか、この手口で暗証番号を盗み見したとか、卑近な例では、今度の試合はこの布陣でいくとか（サッカー）、手の内見せすぎだってば。
by okko (2006-06-18 11:03) 

makoさん、コメントありがとう。
子どものいたずら、で済まされる範囲を越えていますよね。
プロの仕業って言われてもサクランボ泥棒のプロって一体・・・。
ただ、路上販売を疑いだしたら切りがありませんよ。（笑）
by 南雲しのぶ (2006-06-18 18:54) 

okkoさん、コメントありがとう。
情報は一度流れ出すととまらなくなりますからね。
たとえ事実であっても伝えるべきものかどうかはマスコミ側が取捨選択すべきことなのだと思います。
来年も狙われるなんてことがなければ良いのですが・・・。
by 南雲しのぶ (2006-06-18 18:56)