献血離れが進んでいる。以前にも何回か書いているのですが、私が普段行っている献血ルームではあまり人が居ないのだ。それ以上に若者(20代)などたま~に見かけるくらいだ。
輸血の全量を献血で賄っている日本では、この問題は非常に将来を悲観させる状況だ。
窮余の策として献血対象年齢を引き上げてみたりしているが焼け石に水だろう。
献血ルームでは、占いしてくれるとかDVDが観られるとか試行錯誤しているみただけれど、これもその場凌ぎみたいな感じもする。
と、言うよりもそういうサービスがあるルームと無いルームじゃ差がありすぎないかぁ。
それにしても「献血」を知らない人が意外と多くて、知っている人でも「痛い」とか「怖い」という理由から敬遠されている。
「知らない」といわれてしまうと困ったものなのだが、最近の献血ではそんなに痛みを伴うようなことはない。
と、言うより刺す人の資質によると思うが針自体は精度が上がり刺されたことすら感じない場合すらある。
確かに、刺して居る間は違和感がないわけではない。成分献血のように長時間かかると腕が疲れて痛くなったりすることはあるが、たいしたものではない。
予約をしていけばそんなに待たなくとも良いし、検査をした後でも調子や気分が優れなければ断ろうと思えば断れる。
とにかく献血ルームへ足を運んでみてください。
日赤に言いたい。
献血は社会貢献なのだということをもっと訴えるべきなのではないだろうか。
例えばなんだろう。一番効果的なのは図書券の配布を復活させることかな。
あとは、表彰制度をもっと拡充して10回単位で表彰するとか、年12回が最高だと思うので、10回以上来てくれた人には自動的に日赤社員にするとか。
自治体や国からの表彰を受けられるように、120回以上の献血者には善行表彰に推薦するとか。
いずれにしても、献血はそんなに難しいことではありません。
せめて「献血」という仕組みがあることだけでも分かってみてください。