昭和は遠くなりにけり [時事・日常生活]
「集団就職者 思い出の上野の老舗「聚楽台」きょう閉店 またひとつ姿を消す昭和の風物」(iza!)
昭和は遠くなりにけり。
少し前、仕事の関係で「聚楽台」で食事する機会があった。
レトロとしか言いようが無い店内。
そして、昔懐かしのメニューのオンパレード。
上野という土地柄、「昭和」を感じるものは沢山あるのだが、ここほどに昭和昭和しているところは無かったかもしれない。
外観からしてよほど気を引き締めて行かないと入るのに躊躇するようなレトロなものだ。
だいたい、店員さんの雰囲気がこれほどレトロというのも今どき珍しい。
確かに上野の山にもたれかかりもう倒れそうなビルなのだが、誰しも「上野」というとこのイメージを思い浮かべるのではなかろうか。
テレビで「閉店」が騒がれるようになって以来、混雑が続いているようだが、ここ最近はメッキリ入りが減っていたようで、私が行ったときも昼時でありながら混雑という感じではなかった。
たまたま上野の森がお休みの月曜日だったせいもあるのかも知れないが、これでは先がと思っていたら本当になってしまった。
すでに平成世代が社会に飛出しており、もう昭和は前時代の印象が強くなる。
昭和は遠くになりにけり。
寂しさと上野らしさの喪失を悲しくも思う。
あらま。本当に残念です。
子供の頃、田舎から親戚が来たときに、入った記憶があります。
会社帰りに同僚と飲んだ事も思い出されます。
私の子供も連れて行きたかったです。
by こう (2008-04-22 11:46)
こうちゃん、コメントありがとう。
新しいビルが建ち、そこで再開させたいという意向はあるようですが、雰囲気は変わってしまうでしょうね。
あの店内だからこそ「らしさ」があったのですが、ファミレスそのものになってしまっては足も遠のくことでしょう。
上野が「若者」化してしまうのはちょっと怖い気もしますが。
by 南雲しのぶ (2008-04-22 12:32)