犯罪人生まっしぐら

「舞鶴殺害…“札付き”容疑者、過去の悪行」：イザ！

もの凄く不思議なのだが、かつての交際相手だった女性に復縁を迫り、断られた腹いせに女性とその兄をメッタ差しにして殺害した挙げ句、犯行後に近くの民家に押し入って姉妹２人を人質にとってろう城するような事件を起こしておいて何で死刑にならなかったのか？

確実な殺意があり、２人以上が死亡して犯行様態も残虐非道。
その上に逃走途上に何ら関係ない２人を人質としてろう城。
十分に永山基準をクリアしていると思うのだが。

確かに今回の犯行が容疑者のものであるか否かはこれからの捜査や公判によって明らかになっていくだろう。
しかし、もし仮に真犯人であると裁判で認定された場合、最初の時に死刑にしておけば、出所後に起こした数々の犯罪の被害者は出なくて済んことになるわけだ。

言い方を変えると、死刑を廃止するというのであれば、このような犯罪者をどのように更生させ再犯させないようにすると言うのだろうか？
この容疑者に至っては出所後に複数回の服役を繰り返している。
裁判にならないようなケースや近隣トラブルなどは数限りないのではなかったろうか。

それとともに、なぜ前の事件で死刑にならなかった訳だが、その時の判事、検察官、弁護士に今の気持を聞いてみたいものだ。
なぜ死刑にならなかったのですか、と。
そして、もし出所してきたならばぜひ人権派や死刑反対論者の方が一緒に生活してもらいたい。

本気で犯罪からの更生させる仕組みを考え直すことが喫緊の課題となろう。
これでは、死刑を廃止して社会復帰して来る者が増えたら怖いと考える人が増えるだろうから。