【新政権】地方予算自体が無駄だと言う事か

「「子ども手当」新たな火ダネに　地方負担めぐり閣内対立　」：イザ！

「無駄を削って子ども手当の財源を作る」
と大見栄を切っていた民主党。

それを国の予算で行なうとも言っていた。

ところがどうだ。
ここに来て突然「地方自治体や企業からも出してもらっては」と言い出した。
と言う事は、地方予算など無駄だからそれをまわせば良いと言うことではないか。
国から地方へ行く分を直接削減すると批判が強くなるから、“この為に使え”と言う命令を出して使用目途を限定させてしまえば済む。

国費であまり削減できなかったからって地方予算を潰すと言うのでは本末転倒だし、地方分権だなどと言っていたのは票目当てだったことが良くわかる。

その内、高速道路無料化のために地方に負担してもらおうとか農家の所得保証にも負担してもらおうとか何でも地方負担を求めることになるのではないだろうか。
これでは、ご協力と言うなの命令、支配である。

確かに元々民主党というのは共産党より中央集権、大きな政府、独裁を目指していたわけだから政権をとった以上、当然に地方潰しに走るに決まっていた。
騙された、と分った時にはもう遅い。
何か犯罪予防標語のようになってしまった。

民主党政権は、まず何をいくら削減したのか、そして何を新しく始めてどのくらいかけるのか、精査した金額を示すべきだ。
もう政権側にいるわけだから「政府が、官僚が教えてくれない」と言っていた野党時代とは違うのだから。