「戦後行政を大掃除」
「コンクリートから人へ」
「地域の絆」
「地域主権改革」
「緊密かつ対等な日米関係」
まぁ、想定されていたとおりの内容で特段特筆するようなものはない。
民主的革命政権なわけだから丸っきり違う方向性を示そうとするのは良くわかる。
しかし、どこまで出来るのかは不透明だし未知数だ。
ここまで見て来た段階では、戦後以来に歩んで来たものと何ら変わらない。
しかし、大きく変化をして来ているのも事実だ。
これからはドンドンと変わるであろうし、その衝撃は大きなものになろう。
今の日本は、間接照明から直接照明へと変わったということだろう。
間接照明はあまり明るさを感じられないし、一定の明るさを求めると灯体の数も意外と多く必要になる。
直接照明はその名の通り直接的に明るいし灯体の数も少なくてすむ。
ところが、直接照明というのは情緒も無ければ遊びも無い。
使う灯体によってはギラギラし過ぎるし、嫌な色温度を感ずることもある。
人に寄って感じる想いは違う。
この変化を心地よいと感ずる人もいるだろうが傷つく人だっている。
まして、これまで間接照明に馴れた人にしてみれば、直接照明の明るさに籠絡され惑わされるだろう。
しかし、どうだろうか。人は間接照明の優しさを懐かしく思い出すようになるだろう。
だいたい、考えてみれば子ども手当やら高校無料化など直接金を出すのであれば減税すれば良いではないか。
所得税や住民税などの直接税を減税すれば消費は少なからず上向く。
消費が上向けば景気も良くなる。
そうなれば失業者にも職を得る事が出来、納税者になる。
納税者が増えれば単に納税額が増えるだけでなく滞納処理も減る。
子ども手当のせいでギャンブルに走る者を防ぐことにもなる。
しばらくは直接照明の明るさを楽しむのも良いかもしれないが。