【新政権】邪魔をするなら国民生活を守るため、強行でも法案は可決していく

民主党の人たちは、半年前に自分たちの言っていたことを忘れるという特技を持っているのだろう。

「邪魔をするなら国民生活を守るため、強行でも法案は可決していく」

これを本気で言えるのだから山岡賢次民主党国対委員長は凄い。
まして「邪魔する」って言葉を使えるのは恐ろしさすら感じる。
自分たちのしていることは正義であり批判する者は悪という思いが根底にあることを示しており、昔ドイツと言う国が独裁政権への道を歩んで行った姿が思い浮かぶ。

その内、国家警察を作って国民を管理して邪魔者は排除すると言い出すのではないだろうかと恐れている。
実際、すでに民主党内でも小沢幹事長の周りには親衛隊が作られ議員会館のとある階はさながら親衛隊本部のようだとすら言われている。
親衛隊を再編成して国家警察に組織替えする、なんてことになったらどうなることか。

まぁ、冗談はさておき、このままやりたい放題の姿を見せてくれていれば、４年後に政権交代を成し遂げることはできる。
しかし、今の自民党はダメダメすぎて対抗できるとはとても思えない。
これでは日本と言う国がどうなってしまうのだろうか。

実は今、衆院予算委員会の初日で与党による提灯持ちの質問が行なわれて居る。
今回から官僚に作文させないということで質問する側も受ける側もこれまでと全く違った雰囲気で行なわれてる。いや、攻撃的でない野党時代と変わらないような質問をしている。
海江田万里の質問などハッキリ言って何が言いたいのか分らない。
分る人がいたらその要旨を教えてもらいたいものだ。
続いて出て来た平岡秀夫など「時間が無いので余り質問ができないのが残念」という説明をダラダラと５分以上もしていた。
これでは自民党の時となんら変わらないではないか。
鳩山首相の答弁もグダグダでキリッとした輪郭すら見えなかった。
国家戦略局が何をするのか、と言う質問に「これから精査してビジョンを決める」って。
民主党が持っているビジョンを推進するために国家戦略局が詰めて行くというのが本当の姿ではないのか？

午後に野党自民党が質問に立つわけだが、どのような質問をするのか期待される。

それにしてもこんな状況が続けられる日本と言う国は平和なんだなぁ。