米国の生物学者エルンスト・マイヤー氏が、3日100歳の天寿を全うされました。ドイツ生まれでハーバード大教授などを歴任。進化生物学の第一人者として、生物の種と分化に関する研究に努め、「二十世紀のダーウィン」と呼ばれネオダーウィニズムの旗手として脚光を浴びました。
ドイツでたまたまアカハシハジロを見つけたことから鳥類学の研究を始め、米国自然史博物館時代には鳥類の剥製のロスチャイルド・コレクションの形成に重要な役割をはたした事でも有名です。
氏の功績を賞賛するとともにご冥福をお祈りします。