「シンドラーエレベーター事故に思う2」(南雲研究室)
前回の記事にtetsuさんからコメントレスをいただきました。
「シンドラーエレベーター事故に思う2」(南雲研究室)
前回の記事にtetsuさんからコメントレスをいただきました。
「心情的にはわかる」
・これもわかります。直接被害を受けた者とそうでない者の違いなのでしょう。
メディアで取り上げられた部分だけをみても「シンドラー社」の対応が悪かったことは否めません。
しかし、神経を逆撫でされたから哀悼の意を断るということとは全く別個です。
当初から悪意があってエレベーターに細工をして売っていたというのであれば分かりますが、工業品というのは少なくとも某かのバグを秘めています。
現象が表沙汰になって初めて改善できるものがほとんどです。
PCやソフトなどではバグを前提にして商品化されていますし、航空機などでは事件そのものが次の事故を起こさないために免責されることがほとんどです。
これらのことにより、原因を解明するための対応が被害者の心を傷つけてしまうことは多々あるのではないでしょうか。
現代社会においては、結局補償=金銭でしかありません。
それはどちらかが得をして良いと言うものでは無いと私は思っています。
起きた事に対して適正な判断を下す事が大切なのではないでしょうか。
そのためには司法の判断を受けた上で対応すべきなのだと思います。
それまでは色々隠さないといけないこともあるのでしょう。
私としては断った事が一般論として「大人げない」とは思っていません。
今の日本人にありがちなことなのでしょう。
しかし、前述したように、この件についてはプロ市民が関わってしまっていやしないだろうかという不安と「問題の根源はなににあるのか」という二点で問題があるのだとは思っています。
「自転車に乗ったままエレベーターに乗った事」であることがあまり報道されないことは問題です。
子どもの躾けがキチンとできていれば起きなかった事件です。そう思いませんか。