元民主党衆院議員永田寿康氏の訃報に触れて

「永田・元民主党議員が自殺　偽メール問題で０６年辞職」事件です‐事件ニュース:イザ！

あぁ〜。こんなことになってしまったか。

平成１８年２月に起きた、あの「ライブドアメール事件」。
あれからもう直き３年が経とうとしていた昨３日に自殺している姿で発見された。

もともと、ちょっと言動が単純だったからいつか刺されるだろうと思っていたが、あのメール事件は酷かった。
誰がどうみてもあり得るわけないし、あったとしてもそれが外にでるなんてことは滅多に無い。
だいたい、他人がどうしてメールを手に入れられようか。
合法的である可能性は極めて低かったわけで、それを堂々と公開してまで国会で追求しては・・・。

ただ、私が思うのは、これに対して民主党の対応があまりに酷かったことだ。
国会で「隠し球」として追求してるわけで「民主党の質問」なのだ。
にもかかわらず、知らん顔を決め込んで責任らしい責任を取ったのは当時の前原代表くらいなもので、あとの人たちはすでに復権している。
政党としての責任は全く果たしていない。

永田氏、一人に詰め腹切らして放ったらかし。
復活の機会を与えていたとはとても思えない。
あぁ、民主党というのは一度転けたら棄てられる運命にあるんだろうなぁ。
これじゃ必死になるわ。

すでに自殺願望の症状が出て居たにも関わらず某かの手だては打てなかったのか残念でならない。
ただ、自殺するというのは単に情けないことで認めるわけにはいかない。
このような悲惨な結末が二度と起こらないことを願ってやまない。

ご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の方に哀悼の意を表する。