飲酒は人の行動を鈍らせる。
少しの飲酒でも危険性がないわけではない。
しかし、どうだろうか。
この報道でも「飲酒の事実があった」と言うだけだ。
外部から情報が入ったため病院で調査したら発覚したようだ。
ということは、飲酒によるアルコール濃度はわからないではないか。
酩酊状態であったとか言うことが別にわかっているのだろうか?
「飲んだ」という事実だけでこのような大げさな会見まで開くと言うのだから相当な量だったのか?
中途半端な報道では疑問ばかりが浮かんでしまう。
例えばだ。
飲酒したからお産を取り扱えないというのであれば産科医は酒を飲んではいけない事になる。
この病院は複数の医師がいるので当直や宅直を決めていたというが、緊急時であったり個人病院の場合はどうなのだろう?
出産はいつ起こるかわからない。
飛び込みまで含めれば24時間、息つくヒマはない。
それでも飲酒するな、と言えるのだろうか。
それでは産科医になる者は居なくなると思うが、今回医師側を批判している人はどう考えているのだろう。
やはり、飲酒しているのであればメインには立たずアシストに徹するとか、飲酒運転と同じようにアルコールチェッカーを使って何ミリ以下ならOKとか事前に決めておくべきだろう。
日本はこういうことに対して後手後手に廻っていることが多過ぎる。
一度立ち止まって見つめ直すことこそ大切だ。
私も仕事で帰宅後に呼び出しがかかることがある。
飲んだ後だと出られなくて申し訳無く思う事がある。
飲んだら仕事が出来ないと言うのであれば誰も飲酒などできなくなってしまうような気もするが・・・。