「山口・光の母子殺害事件差し戻し審で、被告人が殺意を否認」(So-netnews リンク切れ)
「危害を加えるつもりはなかった」
でも、人が二人も死んでいるんだよね。
「母親に甘えたい気持ちだった」
「抵抗されて無意識の内にスイーパーホールドをかけていた」
まぁ、一万歩譲ってそこまでは理解しよう。
それでいて、何で死姦する必要があるの?
幼女を床に叩き付けて死に至らしめなければならないの?
「山口・光の母子殺害事件差し戻し審で、被告人が殺意を否認」(So-netnews リンク切れ)
「危害を加えるつもりはなかった」
でも、人が二人も死んでいるんだよね。
「母親に甘えたい気持ちだった」
「抵抗されて無意識の内にスイーパーホールドをかけていた」
まぁ、一万歩譲ってそこまでは理解しよう。
それでいて、何で死姦する必要があるの?
幼女を床に叩き付けて死に至らしめなければならないの?
相手側が死んでしまっていて、現場の真実を知っているのは唯一人になってしまった福田孝行被告。
検察側の証拠とは全く相反するもので、何をや言わんだ。
弁護団の言っていることは彼の言を裏付けるのに足りるようになっていて、検察側の証拠も取りようによっては彼の証言通りにも取れると言いたいのだろう。
しかし弁護団の尋問では、なぜ彼が今さら証言を翻したことについてほとんど言及していない。
メディアの報道では、弁護団とのやりとりがまるで芝居の稽古の台詞合わせのように、質問と答えばバッチリあっていたと伝えている。
この辺は録音が公開されていないので多少主観が入っているかもしれないが、台詞合わせをしていた可能性は捨て切れない。
だいたい、どれだけの時間が過ぎていると思っているのか。
事件からは7年。
安田弁護士が就任してからでも1年以上だ。
口裏合わせをするには十分すぎる時間が経っている。
まして死刑回避の天才プロデューサーだ。
台詞合わせの方法にも一つのノウハウを持っているのだろう。
どんな大根役者とて1年も同じことを言い続けていれば諳んじられるほどだろう。
ここで知りたいのは、弁護団と福田被告との接見の回数と時間だ。
どれだけの時間をとっているのか。
弁護士の接見は原則として無制限と言われている。
時間もそうだが、立会人はつかないなどかなりの自由度がある。
秘密交通権と言うのだそうだ。
もちろん、この権利は通常なら非常に重要な権利であって、現在一部で制限(「捜査に支障がある」など)が加えられていることすら問題であるとも言える。
しかし、今回の場合は接見交通権の濫用となっていないか非常に疑義が湧くところだ。
今回、開廷前の映像が流れていたが、大勢の弁護士が並んでいたがかなりの圧力感がある。
必要の無い人数を掻き集めて相手を威嚇するというのは、どこぞの人権団体の良くやる手段だ。
人権団体だと黄色いゼッケンだが、弁護士バッジはそれ以上の公的な圧力になる。
で、狭い法廷の中でこんな大勢が並ぶのが必要なことなの。
話しを本題に戻すが、最高裁では「死刑の選択を回避するに足りる特に酌量すべき事情の存否」を審理するために差し戻されているわけで、これで死刑が回避できるのであればこれから誰も殺人犯として死刑になる人は居なくなるでしょう。
こうまでして死刑回避を目論む弁護士とは一体何なんだろう。
死刑が法律的に存在している以上、裁判所はそれに適合する犯罪に対しては判決とせざるを得ないわけで、刑罰はあるが使用しないなどということがあってはならない。
使わないのであれば法律を改正して死刑を廃止すれば良い。
死刑廃止論と死刑回避は似て非なるものであって認められるものでは無い。
こういうことによって死刑廃止論が国民の意識から乖離していくことを危惧して止まない。
死刑廃止論者自身が死刑継続論者であることに早く気づかねばならない。
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