やっと結審した光市母子殺害事件
先日、山口県光市母子殺害事件について取り上げた(上記参照)。
やっと結審した光市母子殺害事件
先日、山口県光市母子殺害事件について取り上げた(上記参照)。
これは大変おかしなはなしではないだろうか。
少なくとも成人と同じ裁判を受けている。そして、本人も人を死に至らしめたことを認め、無期懲役を受け入れている。
ここまで重い罰の犯罪者の住所も氏名も公表しないことには納得ができない。
少年法のことは良くわかるが、それは更生できる少年に対してだろう。
しかし、彼は更生できない。それが今回の口頭弁論で十分に分かった。
もし、どうだろう。今回最高裁で死刑判決が出たり高裁差し戻しになったら実名を公表できないだろうか。
名実共に更生できない立場になるのだから、残すは社会的制裁だ。
それと、できうることなら差し戻しではなく最高裁の自判にしてもらいたい。最高裁が判断をして「死刑」と決めることに意義があるのだから。
なぜ、このようなことにこだわるかと言えば、本村氏が殺人鬼の保護者である父親に謝罪を求めに行った際、罵倒された上に賠償すらされていない。この子にしてこの親なのだ。
このような父親には社会的制裁をしなければならないのではないかと思うからだ。もちろん、暴力的な制裁を行うのではない。保護者であった者にキチンとこの犯罪の意味を理解させなければならないと考えるがどうだろうか。
殺人鬼は既に成人だ。更生もできないことが確定しようとしている。もう良いだろう公開しても。
同時に、本村氏にも発言を自重されることを望む。やはり「司法が殺さないなら、私が殺す」発言は彼の立場で公の場ですべきではなかったろう。
そして社会は司法判断を受け入れる度量を持って欲しい。
[追記]一部、語気に荒いところがあったので加除訂正をしました。