ジャーナリスト綿井健陽氏のブログを読むと、この人も実はジャーナリストではなくマスコミュニケーターなのだと感じる。 これをも読むと、これに書いたあった、のオンパレード。 これでは我々素人メディアと変わりはない。 同じ書くでもせめて自分の言葉で書いて欲しかった。
まぁ、それはさておき、氏は山口県光市母子殺害事件では安田弁護士の側に立っているようだ。
そして「何がなんでも死刑反対」の人でもある。
安田弁護士がなぜ非難を浴びているのか。
簡単なことなのだ。
自分たちの主張を市民に受け入れてもらえるようにプレゼンテーションしなければならないのにしていない。
言い換えれば「自己主張」だけなのだ。筋は通っていて確かに彼の言うとおりなのかも知れない。
しかし、市民はそれを聞く気にならない。
あの横柄な態度と言動が輪をかけていることは簡単に理解できることだ。
それに引き換え被害者側の本村氏は、その点に長けており市民の気持ちを上手く誘導している。
それが良いか悪いかは別として。
常に法律の鎧を身にまとい、上から市民を見下ろしている安田氏を始めとするシンパたちにはわからないだろう。
今回の事件発生から裁判の過程で綿井氏の言うように「殺せ、殺せ」と聞こえる声も、別に死刑にして欲しいと願っているわけではない。
あの事件における最高の刑罰を科して欲しいと願っているだけだ。
もちろん、殺人罪と過失致死罪では違うとか、司法に詳しい人は言うだろう。ししかし、二人の人が惨い死に方をしているという事実に対して、殺意があったかなかったか、などということを市民は問わないのだということだ。
少なくとも加害少年は人を死に至らしめたことは認めているのだから。
この綿井氏の記事には色々参考になる情報が含まれている。
良くも悪くも読んでおいて損はない。